2010-12-31

おおみそか

昨夜はそれからぐっすり寝て、今朝は無事復帰。午前中、ムスメの遊び相手や、おばあちゃんのお餅つきの手伝いなど。おやつの後、ムスメと雪遊び。そりすべり、雪だるま造り、雪合戦と、フルコース。昨夜からの雪はちょうどよい湿り具合で、あっという間に雪だるまができた。

昼前、弟一家が到着。昼食後、ムスメに姪っ子と家族みんなで風船投げ。おやつの後、ムスメ、姪っ子と、2人のパパが外に出て、雪遊び。雪は強くなったが、前の年末年始に比べると、風がない分、ずいぶんまし。雪合戦では2人の標的になってヒヤヒヤ・・・。みんな雪遊びを堪能。大人はこれで1年分でも十分かも。

こんな感じで日が暮れ、にぎやかに夕食、それから姫達の今年の活躍ぶりをビデオ上映会で鑑賞。姫達が休んで、今に至ったというわけです。さっきは弟の iPad を見せてもらう。いや〜すごいな。これは危険だ。自分が持つと仕事をしなくなりそう。でも論文や資料の束を全部詰め込めるのは便利かも。これだけはパソコンと別に持っていてもいいかも、そんな印象。

ま、来年こうした機器を手にするかどうかはわからんが、とにかく、今年の自分や家族の健康に感謝し、来年も、まずはみんなの健康を祈願したい。いろいろ振り返るのも乙だが・・・ここではまあいいか。ではまた来年。

2010-12-30

帰省したら寝不足でダウン

今朝は6時に起床。朝からムスメの方が張り切っている。かなり楽しみなんだろうな。

今回は「えきねっと」の事前購入登録を使ったので、以前よりもゆっくり帰れる。上野を10時過ぎに発つ新幹線。上野始発の臨時列車で、いつもとちょっと違う感じだったが、使っている車両が元祖東北新幹線の200系。東海道・山陽新幹線の0系に相当するだろう。1000番台でたぶんリフォームしたんだろうけど、随所に「元祖」の香りが。かみさんがムスメをトイレに連れて行った時に、女性専用トイレが和式だった、と驚き。そっかー、そういえば、昔のトイレは洋式に「洋式」と書かれていて、男女兼用だったような。

昼下がりに実家に着き、ムスメはおやつもそこそこに外に繰り出す。雪はあったが、一度融けて凍ったのでガリガリ。それでも、そりすべり、そり滑りの坂造り、ゆきだるま造りと、一通りコースを堪能。そりに乗ってもわざと転んだり、雪に飛び込んだりと、ご満悦の様子。

下の弟も、きっと帰省するだろうと思っていたところ、急な事情で帰れなくなったとの連絡。これはちょっと残念と思い、ビデオチャットはどう?とダメもとで誘ってみたら、すぐにGoogleのアカウントを用意してくれたので、Google Talkで接続を試みる。しばし試行錯誤の後、接続に成功!お〜、これがビデオチャットかあ。初めて実用で使ってみたが、結構楽しい。ムスメもカメラの前で「変な顔」を連発、かなり受けていた。次は直で顔を合わせられるといいな。

・・・なんてことをして、2階の布団の支度をしていたら、どうも寝不足の頭痛がひどくなってきた。鎮痛剤を飲んでも利かず。夕食は6時と早かったが、ここでついにダウン。熱などはないけど、頭痛がひどくて食事ものどを通らなかったので、一寝入りする。3時間程寝て、何とか頭痛は収まったので、階下に降りて、夜食をいただく。かみさんとうちの両親としばし団らん。心配かけてすみません。

ひとまず、今日はこれで休もう。今年も明日でおしまいか。明日はまたいろいろ取り込むから頑張ろう。おもちと甘酒が楽しみじゃー。ではまた明日。

帰省の支度

ゆうべは、年賀状書きなどで寝たのは1時頃。今朝は7時頃に起き出して、年賀状。

その後、午前中で一家総出で年賀状。午後はお掃除タイム。一家総出でほどほどに大掃除。ムスメも窓拭きを頑張っていた。年賀はがきが足りなくなったので、近所の郵便局へ買い出し。ついでに、エアメールで送る年賀状も発送。

夕方は荷造り。別送がなくて一安心。

その後、ほぼいつも通りのスケジュールで夕食、入浴、ムスメを寝かしつけ、の後、年賀状の書き残しの分を印刷し、書き上げる。それから、自分の荷物やらカメラやらの準備。どうやら準備完了。

明日の出発は8時前かな?雪がすでにすごそうだが、どんな感じなんだろうか?頑張りましょう。ではまた明日。

2010-12-28

今年の仕事場はこれにて終了

今朝は5時前に一度目が覚めたが、うーむ、今起きると寝不足度が増加・・・と思い、体力温存のため、もう一寝。6時半前に起きて、年賀状書き。年末年始は寝不足になる見通しなので、今が体力温存の要所。

さて、今日は今年の仕事場の最後の日であったが、コピーに出掛けたりして、時間はちょっと短くなる。それでも、数学特別講義の引き継ぎと、インシデントの報告、数学特別演習の感想への回答をさくっと済ませる。今日はここで時間切れ。特許の説明と、今月来積み上がった文書のスキャン、認証データベースの件が残ったが、これは来年かなあ。

年明けは、計算機演習のレポートチェック、大学院の授業の準備、もある(研究はどこじゃ!?)。まずは忘れないようにしないと。その前に、今すぐやるのは年賀状、それから年末年始にアレンジ。CDも今晩中に注文しなくちゃ。

というわけで、帰省まであと1日、まだバタバタ続きそうですが、体調に気をつけて頑張りましょう。ではまた明日。

2010-12-27

我孫子へドライブ

おとといは睡眠時間が5時間程度だったこともあり、養生に気をつけて、ゆうべは11時前に寝た。5時頃起きて年賀状できるか!? と思ったが、目が覚めてみると7時前、しかも身辺整理してあっという間に時間切れ。

今日は、午前中休暇をとり、我孫子へドライブ。といっても、遊びではなくて、車検の見積り。古巣の我孫子を訪れるのは久しぶり。点検の結果、エンジンから若干オイル漏れ&CDチェンジャー故障のため、精密検査が決定!というと何だか病院みたいだな。でも私ではありませんのでご安心を。年明けに検査を予約。

その後、お昼前、我孫子から筑波に向かって走る。途中、カーナビを見ながらちょっと道草。いつもとちょっと違う景色。

筑波に入ってから、イーアスへ行き、万年筆のインクを買い足すとともに、夏にオーバーホールをやってもらった自転車店に立ち寄る。壊れたドロよけの代替品を注文してずっと行っていなかったのだが、ようやく受け取り。ワンちゃんのサーカスをやっていたが、月曜日のお昼前は人もまばらだったなぁ。

午後は、先日の某先生の要望で、1年間眠っていたワークステーションを引っ張り出して立ち上げる。ディスプレイとキーボードなしでうまくいくか?と思ったらうまくいかないようなので、ディスプレイをつないで見てみると、立ち上がっていない。キーボードが必要か。だんだん思い出してきた。シリアルケーブルをつないでおくと、キーボードなしで立ち上がるんだっけ。シリアルケーブルはもうないな、じゃ、キーボードがあるからつないでおくか。これで無事起動。作業終了、よかった。

今日は、先日訪れた友人がまた来るかも、と言っていたので、念のため、ドアに行先を書いて計算機室で作業していたら、それを読んでわざわざ来てくれた。ちょっとばかり作業につきあってもらった後で、私の仕事場に戻って歓談。画像処理系の論文誌も、出版の「画像」処理は意外といい加減、や、最近の授業や学生さん達の話など。午前中道草しても気分がすっきりしなかったが、他愛ない話だけど何だか胸がすっとしたなぁ。ありがとう。

仕上げは計算機演習の授業準備やら連絡やら。勉強しようと思っても、先に「これ連絡しないと忘れそう」とか「仕事をやってもらう都合上今すぐ!」とかがあるので、なかなか難しいな。家に帰ると、これから帰省までは、年賀所書きという、優先度最高の割り込みもあるので。とりあえず、帰ったら、今日こそは年賀状がんばりましょー。ではまた明日。

2010-12-26

歳末大買い出し

飲み会から一夜明け、今日は年末の買い出し。日用品、衣料品、うちの金魚用品、正月飾り、鏡餅、などなど。

まずはホームセンターで雑貨類から。かみさんと、自分&ムスメのグループに分かれる。ムスメとペットセンターへ。年末年始に金魚達が飢えないよう、最初は給餌機の購入を考えていたが、店員さんに尋ねると、3日くらい持つ大きな固形エサというのがあるようだ。家を空けるのは3泊4日だし、コスト面ではだいぶ差があるので、今回は固形エサを購入。それから、濾過器のフィルター、先日サンタさんからムスメに届いた「ホイップる」に使うピンセット、などなど。それにしても、ジョイフル本田、あれだけの大きな店でPOSを使わないというのは今時すごいのではないかしら?

昼食は荒川沖駅東口近くにできた新しいMの字のファストフード。結構大きい店内。ムスメの幼稚園のお友達に会う。今回のハッピーセットのおまけはポケモンだ。うちはまだポケモンは未開拓だが、お友達によっては結構やっている子もいるみたい(特に上のきょうだいがいる家)。

午後は土浦のイオンにて、衣料品が中心。ムスメのワガママぶりが頭に来て夜まで沸騰状態だったのはちょっと反省。夜はアイロンなど。これから、昨日の後片付けや年賀状などあるのだが、昨日は5時間くらいしか寝てないから、まず寝て明日早起きしてやるとしますか。ではまた明日。

アンサンブルの練習、望年会

今日は月例のアンサンブルの練習。先月、自分が場所の予約をすっぽかしてしまったので、今日は2か月ぶり。曲数は普段より少なめだったが、いつもよりじっくり仕上げたという充実感。

その後、アンサンブル仲間で私達夫妻の友人でもあるぽっちゃまさんの主催で、大学時代の音楽仲間&関係者の方々の飲み会。うちは、かみさんとムスメも合流し、一家で参加。久しぶりの人達もいて、旧交を温め、楽しいひとときを過ごした。その後、場所を移して2次会。ここでもいろんな話で盛り上がり、午前サマとなりました。幹事のぽっちゃまさんと、今日集まった皆さんに感謝。

うちのアンサンブルも、この1年を振り返ると、今年も何とか年末まで活動することができ、その上、今年は初めて人前に出て演奏したという点で、記念すべき年だった。来年も、人が揃うか?場所をとれるか?など、いろいろ困難はあると思うが、できるだけみんなが続けられるよう、微力ながら頑張りたい。そんなことも考え、来る年を望んだりしたひとときでした。うーん、今は眠い。ではまた明日。

2010-12-24

勉強時間を作ろう

...結局、ゆうべは11時過ぎに帰宅、後片付けで1時頃就寝、目覚めたら7時。今朝も早起きできず、というわけで、仕事場に到着次第、先週の授業の感想にコメントと同時に、今日の分の予習。

と、ふと思ったのだが、ふとした思いつきで始めたこの日記、三日坊主もあり得るか!? とも最初は思っていたが、意外なことに1か月続いた。で、気付いたのだが、今月、非常に仕事がいろいろ入って、個人的には今年中で最もハードな時期の一つだったと思うけど、その忙しさの中で、1日も欠かさずこの日記を続けたわけだ。

ところで、今月は、恥ずかしながら勉強時間がゼロに近かったのだが、今年のこれまでの履歴を振り返ると、忙しかったと思った時期も、それなりに勉強は続けていたのね。ということは、日記だって忙しい中でちゃんと続ける時間を作れたわけだから、勉強時間も、同じようにして作れるはず、と思ったわけです。

しかも、日記は、出勤日には、ほとんど仕事場にいる間に書いていて、毎日15分から20分の時間を割いていたわけだから、勉強時間も、たとえば30分は割けるはず。一日中席を外す仕事が続いた場合や、「今日の**に間に合わせなきゃ」という仕事で一日終わった場合はやむを得ないと思うが、それ以外の場合、たとえば、今日の残りの仕事が、明日に回してもよい案件や、家でやっても何とかなる案件だけだったら、まずは30分、時間を作って勉強しよう。

というわけで、今日は、午後の授業の準備が終わってから授業が始まるまでの30分弱、やってみた。まずは問題を思い出すのに時間がかかったが、まずはやらねば、というわけで、これから頑張ってみようと思う。

で、授業前の準備が一段落し、事務に行ったら、図書室の方から焼菓子のプレゼント。いつも何かの際にいただいている。今年もありがとうございます。ついでに、図書室にクリスマスツリーやお花の大小が飾ってあることにようやく気付く。「誰も気付いてくれないんですよー。」ありゃー。こういうのって大事ね、気をつけよう。

さあ、午後の授業。今日発表の学生さんは、今日の範囲の頭(第23章の末尾)を予習していなかったって!じゃ、その場でやろう、ということで、かなり例外処理的な授業。たまにはこういうのもおもしろい。学生さんも、たじたじになりつつも、何とか説明を終える。次の章は、さすがによく準備できていて、わかりやすい発表。今日は1人で終了。お疲れさま、よう頑張った。これで人生の荒波も乗り越えられる!?

そんな感じの一日。昨年のクリスマスイブは、ムスメが新型インフルエンザにかかり、乾杯は延期となったが、今年は、家族もとりあえず今のところは元気。帰って乾杯しよう。ではまた明日。

2010-12-23

一期一会

さて、天皇誕生日の今日は、たってのもくろみで、ディズニーランドへgo! というわけで、朝7時過ぎに家を出て、9時10分前にはディズニーランドのゲートをくぐった。うちの外出としては、記録的な早さ。

そんなわけで、いろいろアトラクションを探したのだが、お昼前に「ビーバーブラザーズのカヌー探検」に行った。自分が行ったのはたぶん初めてなのだが、これ、いつも外輪船「マーク・トウェイン号」なんかが通っている川を一周、みんなでカヌーで漕ぐんですね。これが、他のアトラクションと比べて、いろんな点で大きく異なるのにおもしろさを感じました。

まず、体を使うアトラクションなんですね。次に、乗り物が動いたりするのに、電気を使わない。そして、船首と船尾にキャストのお兄さんが1人ずつついて、船首のお兄さんが、オールの持ち方や漕ぎ方を説明し、「1、2、1、2!」とかけ声をかけながらみんなで漕ぐわけだけれども、「ハイ、皆さん声をもっと大きく!」とか「ちょっと休憩しましょう・・・って言ったら、みんな休んでいるじゃないですか!漕いでいるのはお子さん1人(←うちのムスメ)ですよー!」と言って、乗船した私達の間から笑いがおこったり、とか、キャストのお兄さんとゲストの私達のコミュニケーションが、他のアトラクションと比べて格段に濃かったです。

カヌーが1周して、乗り場に戻ってくる前には「さぁー、帰ってきましたよー。みんなで『やったー!』と叫びましょう!さん、ハイ、『やったー!』」なんて感じで、私達も思わず連帯感を感じるようなひとときでした。やりながら「このお兄さん、毎日、毎回、新しいゲストを乗せるたびにこういうことをやってるんだろうなぁ。毎回、たぶんたった1度きりの出会いになるゲストに対して、どんな思いでやってるんだろう。どんなことを志して、このディズニーランドに入って、私達ゲストを迎えているんだろう・・・」という思いを巡らせていたのでした。とにかく、今日のこの経験をくれたお兄さんに感謝。そんなわけで、今日のタイトルは、最初「ディズニーランドにgo!」とでもしようかと思っていたところ、今のようなタイトルにしたわけです。

そんなこともありましたが、結局、7時半過ぎに「ビッグサンダーマウンテン」を乗るまでにかれこれ10前後のアトラクションに行き、買い物もし、夕飯も食べて、9時頃になりました。そして、帰り際に、ムスメが「でんしゃ(ディズニーリゾートライン)にのりたい!」と言い出し、うーん(正直、疲れた)、でも、鉄分があるのはよし(自分にとっては嬉しい)!と、周回路線を1周乗って、ディズニーランドを後にしたのでした。

さあ、家に帰って、教科書は持ち帰ったんですけど、これは続きませんね。ま、明朝、起きれたら何とかしましょう。ではまた明日。

2010-12-22

微積分演習、ソースコードとにらめっこ

...昨夜は「ほどほどに」頑張って、レポートの評価を行い、0時過ぎに就寝。

今朝は、レポート評価の残りと、今日の授業の準備、と始めていたら、ある先生がいらして、金曜のセミナーで使っているテキストのコピーを急ぎ行うことに。それと論文の印刷。うちのプリンタ、B5で両面印刷できないのはなぜ?といろいろやっていたら、どうも「仕様」らしい。とりあえずA4で問題ないのでA4で印刷。この後、授業の準備の残りを行い、授業までの残り30分で昼休み。

午後は微積分演習の授業。今回の担当クラスは、化学類と地球科学類の学生さんのクラス。3学期の微積分は「イプシロン・デルタ」論法なので、数学類ならともかく、化学や地球科学だと、後で必要になることはほとんどないと思うが、そんな中で、この授業を履修している人達は、人数は少ないが、学習意欲は高い。今日も授業をやっていて、活発な発表や質疑応答で、授業をする私も、TAの院生さんも好印象。このひとときの充実ぶりのおかげで、午前中、プリンタが動かないだの何だのと焦っていたことも、どうでもよくなった。学生さん達に感謝し、今後の授業にも期待。

授業が終わってから、特許出願のソースコードレビューの続き。開発した院生さんから詳細な解説をemailで送ってもらい。再びソースコードとにらめっこ。今度は大方動作を理解できた。ありがとう。それにしてもこれだけのコードを書くというのはすごい。自分も学ぶところ大。あと、さらにちょこっと質問が生じたので書いて送る。

さあて、明日の休みをはさんで、今年の授業もあと1つ。休みをはさんで、先週の感想のチェックと、今度の予習が必要。先週のようにテキストを仕事場に忘れて帰らないように、もう、バッグに入れましたよ!ではまた明日。

2010-12-21

仕事の山はまだ崩れないが、今日も無事日が暮れた

...ゆうべは結局1時過ぎまで頑張り、TAマニュアルはひとまず完成。授業連絡も掲示板に書き込み。

朝、仕事場に来てから、TAマニュアルの校正、ファイルの準備などを経て、今日の授業の準備がようやく終了。ふぅ〜。気が抜けて次の仕事が手につかぬ。11時半前だが、ミーティングが12時半になったので、早めの昼食にする。いつもよりかなり早いな、とは言っても、大学の昼休み(授業時間割)は11:25〜12:15だから、時間割からするとちょうど昼休みなんだな。

午後、まずTAを集めてのミーティング。主にレポート添削のワークフローを説明。時間を急に繰り上げたにもかかわらず、全員揃ったので、説明が1回で済んだ。TAの皆さんありがとう。

その後、TAの一人の院生さんのマシンにウイルス対策ソフトのインストール。Microsoft Security Essentialsを入れようとしたら「このままでは入りません。**のパッケージを入れて下さい」(**は別に意図的に伏字にしたわけではなく、単に名前を忘れただけ)とのリンクが。その**のパッケージを入れようとすると「パッケージの言語とお使いのWindowsの言語が一致しません」と出て、入らない。だって、**のパッケージは日本語版が用意されていないんだもの。

それにしても、Security Essentialsが入らないなんて、何かがおかしい!? と思い、システム (Windows XP) のバージョンを確認すると、Service Pack 2ではないか!こりゃService Pack 3が入っていないのが原因かもしれないぞ、と思い、早速SP3をインストール。すると、Security Essentialsもすんなり入った。今回は当たり!これで院生さんのパソコンも安全、安心して眠れるわ。

授業の方は、おかげさまで、こちらはトラブルもなく終了。学生さん達の方は、レポートの作成で若干トラブルを抱えた人もいたが、最初だし、今回は大目に見よう、ということに。今年から、この授業は、日中の3限から1日の終わりの5限に動いたので、陽も短い今の時期は、授業が終わると日が暮れている。無事日が暮れた、と言った感じ。

こうして、仕事の山の個数はそんなに減っていないけど、巨大なやつが1個崩せた、と、ちょっとホッとしている。今夜は、明日の微積分演習のレポート評価。ゆうべも頑張ったので、今日はほどほどに頑張りませう、ということで、また明日。

2010-12-20

仕事のスタックにpush, push!

今日は午前中、計算機管理のミーティング。朝一で、ミーティング前の事前調査。購入から火を入れていないサーバの仕様を調べ、Windows Serverのライセンスについて調査。ミーティングでは、院生サーバのリプレースの相談。その後、Google Apps for Domains の説明など。宿題が数件できた。

午後、大学院の授業。昼食前に速攻で準備をやり、こちらは無事終了。その後、特許出願の案件のソースコードレビュー。午前中、院生さんから説明してもらって大分助かったが、ソースコードを読んでみると新たな疑問噴出。う〜ん、わからん!すぐにわかればよいのだが、1時間で理解できず、焦り出す。とりあえず質問のメールを書いて送ったところで、今日は終了。

明日は計算機演習のTAのガイダンスだが、マニュアルがまだ仕上がっていない。週末頑張ったが、あと3分の1程度加えなければ。今日は全然できなかった。今夜かな。微積分演習のレポート。こちらはあさって返却予定。これは明日の夜かな。とりあえず夜に1個ずつはめ込めただけでもラッキーか。

コードレビューがわからなくて急に焦り出したが、こういうときに冷静に対処できるようにするのが、今の自分の課題。ま、家に帰るまでに落ち着くと思うけど。早く寝たいが。まずは明日の件、がんばろう。ではまた明日。

2010-12-19

ギフトお買い物、家族でディナー、年賀状

昨日、ムスメに私とかみさんからの「一足お先」クリスマスプレゼントとして買ってきた、IKEAの「アイロンビーズ」。今朝のムスメは、今日訪れるかみさんの妹さん宛てに早速作品作り。これまで「アクアビーズ」で遊んでいたムスメだが、アクアビーズは専用のペンのような器具でビーズを拾って型にはめていたのに対し、アイロンビーズは指でビーズを拾って型にはめるので、ちょっと難易度が高そう⇒指の運動⇒脳の刺激につながるんじゃないかな、などと想像。

お昼前にかみさんの家族が来訪、お昼を食べて、ムスメにクリスマスプレゼントを下さるとのことで、お買い物。品物を求めて、イーアスと土浦のイオンをはしご。どちらも結構な人出だったが、何とかお目当ての物に当たる。ありがとうございます。

その後、みんなでディナーは「薔薇絵亭」。ロシア風の家庭料理、つくばの老舗、かな?くしくも昨年のクリスマス前に引き続いての来訪。チーズフォンデュうまい。これで結構おなかいっぱい。

夜は、かみさんによる年賀状版下の作成。写真を選び、レイアウト(という作業をやってもらった)。無事完了。あとは印刷、宛名リスト確認、書く、といったところか?

明朝、早起きできたらプリンタを仕掛けることにするが、最近夜遅く朝早いので、起きられるかしら・・・といったところ。喉が痛くて毎晩葛根湯だし、気をつけないと。ではまた明日。

2010-12-18

♪コストコ、にとり、あえ~ず、イケア!

年の瀬も押し迫り、そろそろ海外希少(?)食料品の買出しに出たいというかみさんと、自宅の2階の仕事場が仮住まいで、ちょっとお手軽に仕事場(作業机)を調達&新しい冬のジャケットを調達できたらなーという私の意向が一致し、タイトルの西友のCMの歌じゃないけど、新三郷のIKEAとCOSTCOにgo!

IKEAでは、サクサクっと見るはずが、私が作業机の品比べに張り切ってしまい、結局、机を1個買うことに。やったー。車はコストコに置いたので、机を買うのはコストコで買い物してから。そのほか、私がノートパソコンを膝の上で使う用のクッション台やコルクボード、ムスメのクリスマス用?のお菓子の家キットなどを購入。

IKEAで昼食の後、ららぽーとを通過、となるつもりだったが、昨年かみさんがジャケットを購入したTHE NORTH FACEに立ち寄る。去年いいジャケットあったんだよねー、と思っていたら、それが今年もあった。しかも、メルマガ会員登録でお安くなりますよ、とのことで、ちょっと試着して購入決定。やったー。

それからコストコへ。久々に大きな買い物に満足し、今度はどこまでもかみさんについていくでー、と、ぐるぐる回る。カート満載?の食材を購入。これで春まではもつかしら。って冬眠か!?(これは私のセリフです)

その後、IKEAに車を回して机を購入し、夕飯を食べて帰宅と相成りました。午後はおやつも食べず、よく運動したなー。ちょっと喉が痛いな、葛根湯。コストコの葛根湯、満量処方で安いし、お湯にもよく溶けるので、おすすめです。ではまた明日。

2010-12-17

昨日はテキストを忘れ

...さて、昨夜は今日の「数学特別演習」の予習をしようと思っていたはずが・・・帰りの車中、ふっと思い出して、バッグの中を確かめたら、テキストがない!え〜ん。仕方ない、別の事をしよう・・・と思い直し、「計算機演習」のTA用マニュアルを編集しようと思った。が、昨夜は他の用事もいろいろあり、思うようにはかどらなかった。うーん。

というわけで、今日の予習は・・・今日も朝のセミナー中に内職でした。ごめんなさい。

午後は比較的キビキビと過ごしたつもりだが、それでもメールを書いたりしていて、TAマニュアルもまだまだといったところ。これは持って帰って今週末で仕上げたいところだねぇ。頑張りますか。

午後最後の授業は、ふだんよりちょっと人数が少ないな・・・と思ったが、最後に来週の担当者を決めようとしたら、これからの候補者がこぞって抜けていたぞ。こはいかに。みんな早く当たってくれー

さすがに、これだけの期間、研究らしいことをしていないと焦ってくる。いかんいかん。でも来週に迫った宿題も気になるし。ま、パッパと片付けますか。今週末もいろいろ行事が目白押しの予感。リフレッシュしませう。ではまた明日。

2010-12-16

散髪で発散

...結局、ゆうべは0時頃まで特許の件をやり、今朝早起きして続きをやって無事送信。

一応、返信待ちとなってすっきりした、というわけで、いつもお世話になっている床屋さんへ行き、お兄さんと話に花が咲く。これで髪もすっきり、新年を迎えられそう。仕事はそううまくはいかないが、とりあえずのリフレッシュ。

戻ってから、特許の件でファイル類を送って、まずは宿題を無事果たした。

午後は、やはり寝不足のせいか(成果?)、ちょっとペースが落ちたが、明日の「数学特別演習」の先週回収した感想をチェック。これなかなかおもしろい、とか、こちらの意図がうまく伝わってよかった、とか、頑張ってるなあ、とか。大変だがやりがいを感じる一時。勢いに乗って、おもしろかった感想をまとめて授業のブログに載せてみた。

今日はここまでですかね。今夜は明日の授業の予習かな。明日以降は、月曜の大学院の授業の予習、火曜の「計算機演習」のTA用マニュアルの編集、水曜の「微積分演習」のレポート評価、から。今夜は結構くたびれているし、明日の予習で終わりそう。ではまた明日。

2010-12-15

開門!

今日、まずは計算機室の入退室管理システムの作業。先週途中で終わった作業のリベンジ。業者の方がカードリーダを外して何やら工作を行い(詳細は略)、カードリーダを再び据え付け。この間に、私はゲスト用カードの登録データを制御盤に登録。

そして、カードを通すと・・・エラー。ログを調べると、とりあえずカードは読んだ、で、制御盤で解錠しないアカウント設定になっていた。そこで、アカウント設定を「解錠」に変更し、新しいデータを制御盤に登録して、カードをかざすと・・・解錠!

見事にカードで「開門!」(時代劇じゃないけど)が可能になったのでした。業者の方に感謝。これで大きな山を1つ越えた。次は、センターから受け取る認証データをどうやって加工・登録するかだな。これも含めて、計算機室引っ越しまで越える山がもう数個(数山?)。でも先は見えてきたかしら。

午後は「微積分演習」の授業。どうやら講義の方は、連続関数の収束は後回しにして、実数の連続性を先にやっているらしい。しまった、今日の演習問題渡せないな。この辺は来週にかけて検討。

そして、次の山は、特許出願の技術説明のレビュー。プロジェクトのファイルを丹念に読み返すと、なるほど、要所要所で結構ちゃんと情報が記録されている。参考になりそうなものに付箋。学生の皆さんもよくやってくれたが、自分もよく記録つけてたなあ、と我ながら感心、してる場合じゃないか、今は。今夜は残りの資料を検索して、ソースコードを調べることになりそう。でも、おとといの夜ふかしのせいで、ちょっと頭痛が・・・今日は早く寝て明日早朝かな!? ではまた明日。

2010-12-14

よく考えたらまだ間に合ったんだ

結局、昨夜は3時まで資料作り。先週の計算機の案件がなければなあ。と言っても遅いけど。

今朝は引き続き、資料の校正と印刷、ついでにスタックの書類をちょこっと崩す(一部スキャンしてシュレッダーへ)。昼食後、出席データの取りまとめ、今日の授業のプレゼン(自分のためのスクリプトを兼ねている)を作って、2時半、端末室に行き、TAと打ち合わせ。

今日配布の学生向けの資料は、何とか間に合った、という感じ。何で間に合うんだろう。いつも、それなりにつじつまが合っているところが不思議。まぁ今日は何とか無事滑り出したってところでしょうか。一方、TAマニュアルは、今日は間に合わないな〜と諦めたのだが、よく考えてみると、採点は来週から始まるから、最悪来週までに間に合わせれば、よい!? ということに気付いた。

やれやれ。よく考えたら、まだ間に合ったんだね。というわけで、週後半の優先順位は「明日の微積分演習のレポート評価」>「発明届のレビュー」>「金曜日の予習」>「TAマニュアルの編集」>「計算機関連のごにょごにょ」、てな感じでしょうか。研究が・・・

2010-12-13

追い込み

明日が「計算機演習」の授業開始日。週末 Moodle をいろいろいじって、設定の方向性が見えてきたので、今朝から一気に設定。テキストのリンク、レポート課題の作成、もろもろのファイル類のアップロード、リンクの設定等。だいぶ形になった。あとはTAのアカウント作成くらい。

午後、大学院の授業の後、同級生の友人が来訪。彼は修士課程を出て企業の研究所にいるのだが、今回、うちの専攻の「早期修了プログラム」で学位を取得することになり、審査のスケジュールや論文の製本業者の事情など、話をする。その他、よもやま話。有意義な情報交換になった。学位の方も健闘を祈る。

夕方、事務のメールボックスをチェックすると、その友人からカレンダーが送られてきていた。彼からは毎年カレンダーをいただいているが、写真フィルムのメーカーなので、カレンダーのクオリティが高い。来年も、日本の景色を美しい写真で楽しめる。ありがとう。と思っていると、いつもお世話になっている業者さんからもカレンダーの差し入れ。3か月分縦長でこちらも便利なのだが、これまで白の上質紙だったのが、うす茶色のクラフト紙になっていた。たぶんどこも懐事情厳しいんだろうなあ。ありがとうございます。

さて、これから帰って、明日までに、名簿ファイルの準備と、配布資料の準備が必要。名簿ファイルは何とかなると思うが、配布資料は、結構スクリーンショットを撮るので、いつ終わるだろうか?なるべく睡眠時間を削らずに仕上げたいところだなぁ・・・がんばりませう。

2010-12-12

工作コンサルタント

今日は、ふとしたことがきっかけで、ムスメの工作コンサルタント。え、何のコンサルタントか、ですって!? 実は、毎年1月(したがって来月)、幼稚園で「太陽っ子まつり」という行事がある。これは、お父さんと子供でいっしょに工作をして、何かを作る行事なのです。

「太陽っ子まつり」は、今度、2回目の経験なのだが、実際の工作の時間は約1時間で、しかも、作った後でみんなで発表し合うので、事前の仕込みが不可欠。昨年度は「メルちゃん」のベッドを作ろうということで、事前にティッシュペーパーの箱に布を貼ったり、トイレットペーパーで作った脚に折り紙を貼ったり、ということを、直前の週に夜な夜なやっていた。

さて、今年はというと、前回の「太陽っ子まつり」で、仲のよいお友達が作った「輪投げ」に刺激されたらしく、ムスメは輪投げを作りたい、と、数週間前にも言っていたが、今日確認したところ、やはり輪投げを作りたいらしい。そこで、昨年よりも工作が大掛かりになることが予想されるため、暇なうちに(といっても仕事はスタックしているが、「太陽っ子まつり」的には暇なので)仕様固めをして、ムスメの同意をとっておくことが重要、ということで、私がにわかコンサルタントになり、いろいろ決めたわけです。

今日「コンサルテーション」した内容は、たとえば、輪投げの柱の本数や配列、作る輪の本数や大きさなど。以前買ってもらってうちにあった、木の輪投げを出して、大きさなどを確認。これをもとに、台座の箱ははちょうど捨てる前のお菓子の箱が間に合った、とか、棒はラップの芯があと何本必要、とか、今後必要なアイテムや作業を確認。本格的な準備は年明けになると思うが、とりあえずは心の準備を進めておきましょう。

2010-12-11

パパママコンサート打ち合わせ+お留守番

今日は、ムスメが幼稚園で「おもちつき」とのことで、平日モードで起床。

9時過ぎに、かみさんが近所の奥さんに呼ばれて出ていった。自治会の役員を班内から選ぶ会議が今朝だったとのこと。え、そんな情報回ってきてないなーと思ったら、今回っている回覧板に連絡があったらしい。つまり、回覧板が会議に間に合わなかったってワケ。そして、皆さん班長さんの家に前に集まったら、班長さん宅は雨戸が閉まったまま・・・まぁこんなこともありますかな。うちはたまたま今日は平日モードで起きていて助かった・・・

ムスメがバスに乗って登園の後、私もかみさんと車で幼稚園へ。先週初顔合わせの、パパママコンサートの打ち合わせ。出場グループ、曲目、メインとなる「ボレロ」のソロのパート分け。思ったより時間がかかり、1時を回る。打ち合わせ中、ピアニストのパパさんと意気投合。ジャズの方とのことですが、ジャンルを超えて話をするのは、刺激にもなるし、楽しいですね。

ムスメは午後、今度はケーキ教室があり、かみさんと速攻でパンを買って家で昼食。かみさんはムスメを幼稚園へ迎えに行き、そのままケーキ教室へ。私は留守番で、ふとんをしまう→風呂掃除→朝のフロアの掃除の残り→洗濯物の取り込み→車とストーブの給油などなどで4時。それから、かみさんとムスメが帰宅するまでの1時間、Moodleで試行錯誤。まだまだ終わらないっす。というわけで、寝る前もしばし格闘です。

2010-12-10

レポートはプレゼンテーションなり

午前中はセミナー。正直に言います、午後返却するレポートの採点をしてました。今日説明して下さった先生ごめんなさい。

で、採点をしていて「?」と思ったのは、「図示せよ」という設問の解答に、図だけが書かれた答案が結構あったこと。違和感を覚えたのだけど、たしかに設問には「説明せよ」という指示はしていなかった。これは自分の落ち度だろう。

さて、それでも自分は「説明文も書いて当然」という意識があった。一方、想定される学生さんの言い分は「『図示』とあれば図さえ出せば十分だろう」となりそうだ。自分も学生の時分はそう思っただろう。では、この意識の差はどうやって埋められるか?レポートの書き方の差は何か?

と考えてみると、「プレゼンテーションをするように」レポートを書く、ということだろう。演習問題を解いて黒板の前で発表する時に、黙ったまま黒板に数式だけ書いて、席に座るようなことはしないだろう(常識では)。板書しながら、ここはこのような変形をして、とか、この定理を使うと、とか、口でしゃべるだろう。そのしゃべりは、いわばプレゼンテーションの中で、オーラルコミュニケーション、すなわち口頭での意思伝達の要素やな。それを文章にして、レポートに落とし込む・・・というのはどうだろう。

という話を、午後の授業でしました。

さて、授業の前に、昨日のインシデントの件、件のウイルスが何度も検知されるとの連絡あり。行ってみると、たしかにそうで、このウイルス対策ソフトはちょっと信用ならんから、別のに切り替えよう・・・とインストールしようと思うと「すでに入っているウイルス対策ソフトを削除した方がいいですよ」とのこと。そりゃそうだ、と思い、削除しようとすると・・・「ファイルパスが違います。」だと!? 削除できない。何だこの某ウイルスセキュリティーZEROは!? と、一般ユーザなら思いますわな。ええ、管理者も同感です。対策延期。

午後の授業の後はクラス連絡会。自然系4学類の授業アンケート結果に関する討論会。旧自然学類が分かれて以来、4学類合同で行ったのは初めてだと思う。進行の段取りや資料の体裁など、思うところはいろいろあったが、やはり、学生と教員の直接討論の機会は貴重。しかも、今回は他分野の先生方の意見も聴くことができたのは大きな収穫だった。

こんな感じで今週も終了。来週の「計算機演習」の準備、そして発明の調査が火の車。まずは「計算機演習」から、この週末に片付けたいが、どうなることやら・・・

2010-12-09

計算機屋

今日は、新しい計算機室の認証システムからスタート。まずはVLANの確認。これはうまく通った、と。次に、制御盤をVLANにつないでもらう工事、これも完了。

ついでに、カードの登録手順も教えてもらおうと思い、ついでのつもりで確認してもらうと・・・なんと制御盤の設定が全然行われていないことが判明。こっちも知らないし、仕方ないわな。途中から上流のメーカーの方にも加わっていただき、いろいろ調べてみた。どうやら、カードリーダにうちの大学仕様のファームウェアが入っていないようだ、ということが判明。この作業は後日。とりあえず、認証データを作って管理ソフトに登録し、制御盤に送り込むことは成功。ついでのつもりで尋ねた泥沼で、最後まで作業下さった親切な業者の方に感謝。

ここまででお昼を回り、すでに教員会議の時間になっていたので、ひとまず会議へ。3時前、会議は冒頭から1時間半弱で終了。これでも最近の教員会議の中では決して長い方ではないな〜。次の仕事はLAN内のパソコンのインシデント対応。お昼を速攻で食べて現場に飛ぶ。すでに計算機委員会の別の先生がウイルススキャンを仕掛けていてくれて、現場の先生と、授業などの情報交換。スキャンはまだ終わらなそうなので、調査を継続とし、とりあえず引き揚げ。

あとは、明日の授業の予習とレポート評価。レポート評価のために、まずは自分で問題を解く。残りは家かな。ムスメが発熱との連絡が入ったので、ここらで上がります。今日はほぼ計算機屋の仕事やったな。背水の陣はまだ続く(来週くらいで一段落すればいいけど)。がんばろう。

2010-12-08

戦いすんで、日が暮れて...

といっても、本当に戦っていたわけではないのですが...

今日、まずは「微積分演習」の授業の第1回。それと、特許出願の件で、特許事務所の方に、出願内容のプレゼン。どちらも、昨日まで手がつけられず。

今朝は5時半起床。おととい、二度寝で遅かったにもかかわらず、昨日の朝5時前に起きたのがたたり、頭痛の午後を過ごし、おまけにのども痛かったので、昨日はさくっと10時半に寝た。それで、今日は何とかなったが、朝はまず、特許出願のプレゼン準備。ソフトウェアを久々に動かし、ドキュメントのファイルに目を通す。「そういや、キーボードショートカット何だったけなー?」、という次第。

仕事場へ着き、猛然と授業の準備。教材は昨年作ったのを使い回せてよかった、そうでなければどうなったことやら。とはいえ、今年用の資料をいろいろしつらえると午後1時。授業まであと30分。15分で特許プレゼンの残りの部分をチェックし、お昼は後回しか・・・と思ったけど、いや、今食べないと後が辛い、と思い直し、15分で食べる。

授業は無事終わった。幸い、予想よりも受講者が少なく、思ったより授業がやりやすそうな雰囲気。この授業の学生さん達は、本当に初対面なので、新しい出会いの嬉しさと緊張感を味わう。これからよろしく。

プレゼンは、あっという間に準備して、ソフトウェアを説明。開発の中心になった学生さん達の熱意が報われるよう、要点をもらさずカバーして説明したつもり。幸い、特許事務所の方々の反応は上々で、勇気づけられる。

一方、特許の核心にあたる部分の説明をより詳細にする必要があるとのことで、ここは私の来週までの宿題となる。うーん、大変だけど、これも学生さん達のためである。がんばろう。

・・・てな感じで、プレゼンが終わった頃には、とっぷりと日が暮れていたのであります。そして、今11時も半分近い。早く寝て明日に備えよう。まだまだ戦いは続く・・・(これで研究の話なんかが書ければよいのだけど、残念ながらその前にやることが多いので)

2010-12-07

ガイダンス

フル回転の今週。今日は「計算機演習」のガイダンス。

午前中、ガイダンス後に必要なファイル類の準備。午後はまず、院生TAの人達と、授業前の打ち合わせの時間をたっぷりとって行ったが、samba登録にはUNIXユーザのアカウントが必要だったっけ?など、軌道修正多数で、時間に余裕を持たせていて助かった。新人TAさんのデスクトップ(パソコン)に、OpenOffice.orgやらMathematicaやらをインストールし、あっという間にTAマシンが出来上がる。おっと、ウイルス対策ソフト忘れないでなー。といっても自分が教えてやらなあかんのか。

今朝は早起きしてレポートの採点をした成果?+昨日からののどの違和感が痛みに発展し、午後は頭痛を抱えて過ごす。打ち合わせ後のガイダンスは終止冷静に振る舞ったものの、その後はオフィスで沈没。明日の微積分演習の配布物も用意できてないし、その上明日は大事な某プレゼンがあるのだが、その準備もせにゃならぬ。

とりあえず今日は早く寝た方がよさそうだな。仕事の優先順位は「微積分演習」と「プレゼン」>「レポート評価」で、レポート評価は明日がオンラインの締切だが、この頭痛では延期も仕方あるまい。というわけで、仕事の優先順位は、「寝る」>>「微積分演習」と「プレゼン」>「レポート評価」、に変更!

ところでさ、これ書いている間に、隣のマシンでOpenOffice.org Calcの起動を待っていたのだが、いつまで経っても立ち上がらない。なじょした!?

オフィスでお湯が沸かせない

今週から3学期が本格的に始動。本来は先週、12月1日からであるが、先週は京都へ行っていたもので。スケジュールを確認すると、週の前半にいろいろ詰まってるな。

さて、お茶かコーヒーで気合いを入れるべく、電気ポットでお湯を沸かそうとしたら・・・あれ、ブレーカーが落ちた。しばらく待って再びポットを動かしたら・・・あれれ、また落ちますな。

電源は、隣の同僚の方のオフィスと同じ回路なのだが、電源容量が2部屋で20Aというのはちょっと足りないネ。うちの部屋はマシンの台数が少々多いのと、隣の方がヒーターを使っていると思われるが、それにしてもねえ・・・結局、電源を探す暇もなく、今日はお茶なしの一日。

明日、あさっての授業の準備が目白押し。直前の準備は大変だ。おまけに、2学期の成績評価の締切も間近。レポートの持ち出しは避けたいところだが、やむを得ず家で採点、かな!? がんばろう。

2010-12-05

ネタ探し、アブストラクト修正

まずは昨日のパパママコンサートの件。昼間に早速ネタ探し。今回はミュージックエイトの楽譜を中心に探す。 http://www.music8.com/  webサイトはよくできていて、譜面のサンプルと音源が満載。特に、ほとんどの曲で、全曲(曲の終わりまで)の参考演奏が入手可能で、かなり重宝。早速、子供向けのコンサートと大人向けのコンサート、2曲をほぼ決定。

昨日は、同じくミュージックエイトの「サザエさん」のアンサンブル楽譜をwebで注文したところだったが、今日の夕方、早くも届いた!このスピードにはびっくり。

ムスメの寝かしつけをかみさんに引き継いだ後で、メールをチェック。すると、昨日投稿した数学会のアブストラクト、今日、共同発表者の先生がチェックして下さり、しかも誤植発見。その上誤植の一つは先生のメールアドレス。あぶないあぶない、早速修正。その上でもう一度全体をチェックし、アップロード。間に合ってよかった。先生にはご指摘に感謝です。

引き続いて、昼間探した楽譜もwebで発注。CDリストをよく見ると、欧米各社の新譜のデモCDも無料で入手可能、とのことで、5社くらい、無料のデモCDも追加。たまには新譜も聴いて勉強しましょう。

2010-12-04

パパママコンサート

ムスメの通う幼稚園で、来年2月に開かれる「パパママコンサート」の初打ち合わせ。自分は今回初参加(かみさんは昨年度に続いて2回目の参加)であったが、大編成(出演するアンサンブルの中では)の仕切り役を仰せつかった。まずは選曲と楽譜の調達が最初の山。次の土曜日に打ち合わせ、曲目提出とのことなので、頑張らにゃ・・・。

数学会のアブストラクト。明日夜(きっちり23:59!)が締切なので、京都にいる間に必死こいて書いたのだが、共同発表者の先生は昨日の会場に姿を現さず、原稿を見てもらえなかった。え〜ん。もちろん書くのが遅れた自分が悪いのだけど。というわけで、夜、ムスメを寝かしてから再チェックし、投稿(先生にもメールで原稿を送った)。見切り発車だがやむを得ない。間違いがないことを祈る。

今日も早く寝て明日早起きして仕事をしたいと思ったが、ムスメの寝かしつけの時に自分も寝ちゃったのだ。20分くらいだが、これだと難しいかも。とにかくなるべく早く寝ます。

2010-12-03

研究会終了

研究会も今日で終わり、京都を後にしました。

今回は、準備が追い込まれていたり、滞在中も締切間近の原稿があったりと、これまでに比べて疲労感が大きく、逆に、これまで結構恵まれた環境にあったことを実感しました。あとは、皆さんそれぞれいろいろ研究を進めているようで、もっと自分も勉強やらないかんな、ということも感じました。

いつもに比べると、全体的にあまり前向きではないのですが、何とか前に進まなきゃないですね。来週からの授業の準備もありますが、頑張りたいと思います。

2010-12-02

今日も京都で、お勉強!?

研究会2日目。今日もお勉強。で済ませたかったのだが、締切間近のアブストラクトを書かねばならぬ。いっしょに研究会に出ている共同発表者の先生に、提出前の原稿を見てもらう機会が明日しかないので。

というわけで、早起きして原稿書き。これまで、京都に来て、宿でろくに仕事したことはなかった。今までよく寝てたなぁー。朝食を終え、メールに返事して、バス停どこだっけ?(四条河原町はバス停がたくさんあるので)と時刻表を検索していたら、バス時刻まであと5分!急いでパソコンを閉じてダッシュでバス停にたどり着くと、同じ宿に泊まっている元ssk研仲間がすでにいた。セーフ。

朝(午前中前半)のセッションはマジメに講演を聴き、その後は、講演を聴きつつ原稿書きの続き。イントロが一番きつい。これまで門外漢の分野の話を書くので・・・昼下がりまで悪戦苦闘の末、イントロを仕上げると、残りの部分を一気に書き上げる。2ページだけど、内職は進まない・・・間に合ってよかった。もちろん、本来は内職は避けたいし、滅多にしません。

夕方からは懇親会。いつものように盛り上がり、その後はコーヒー店へ。今回は、夏の研究会に比べると大人しく早く引き上げてます。ちょっと寝不足で疲れ気味。これから原稿を印刷して、休みます。

2010-12-01

今日から京都、発表終了

今日から京都で研究会です。

プレゼンの方は、何とか無事終わった。今回は前日/当日朝の稽古も途中までしかできず、行きの新幹線にもつれこんだのは、覚えている限りでは初めてではなかったか。それでも、新幹線でチェックしたおかげで、しゃべりのペース配分は改善されていたと思う。

それにしても、昨年の同じ研究会で、自分の講演の時に座長だった先生と、1年後に共同で発表することになるとは、夢にも思わなかったなぁ。人との出会いは本当にありがたいものですね。

セッションの後は、いつものメンツで、毎回京都で行きつけの店へ行き(これは十数年前から変わらず)、パブで飲み直し、最後はコーヒー店でお茶。このコーヒー店、新しそうだったが、入口にディスプレイされていた巨大パフェは圧巻だった!3日前までに予約が必要とか。次回京都に集合時は3日前に予約ですね、ktmtさん・・・

さてさて、明日とあさっての午前中まで京都だが、原稿もあるし、いろいろやらな。引き続き頑張りましょう。

2010-11-30

何とか、準備完了!?

ふぅ〜。疲労コンパイラ。壊れてる・・・

とまぁ、夕方よりは復活したが、一応、明日の仕込みは終了。ちゃんと夕飯前に帰宅した。といっても、今回ちょっと詰めが甘いかな。本当は実験をやり直したかったのだが、その時間もなかったし、昼間のしゃべりの稽古も一部ぐだぐだ。これから荷物を詰めたら、しゃべりも再び詰めよう。

これで明日の首の皮はつながると思うが、数学会のアブストラクトもまだなんだな〜。向こうにいる間に合間をぬって仕上げないと。あと、来週がこわいなぁ。3学期の授業が始まるが、準備がまだ終わってナーイ!これも、向こうにいる間に合間をぬって、ぼちぼちとやらなぁ。

それにしても、今月何でこんなに追い込まれたのだろう、というのがちょっと不思議な気分でもありますが、「不思議」と思うということは、まだ工程見通しが甘いんでしょう。改善しないと。今月の反省点。今月よかった点は・・・一応実装と実験を進めたことと、体調を崩さずに(自転車も続けながら)1か月通したことかな。

ともあれ、久々にちょっとほっとした気分ではあります。気を抜くと体調崩すので、気をつけよう。では、明日から京都、がんばりましょう〜。

2010-11-29

プレゼン作りに鍵作り

発表はあさって。今日こそは制作に集中、と思ったら、計算機委員会の某業務で午前中終了。う〜ん。

タイトルに「鍵作り」とあるが、今日、鍵を作ってもらったというわけではないけど、鍵の交換はしてもらった。今頃になって「制御盤がネットワークにつながっていない事実が発覚」とか、まだゴールまでは山あり谷ありとなりそうだが、ま、できるペースでいこう。

午後はさすがに進んだが、それでも出来上がったのは全体の2/3かなー。できれば実験データも刷新したいのだが、間に合うか!? これと別に数学会のアブストラクトもあるし、できるところまでやり尽くす、という感じかな。頑張ろう。

今日の計算機のミーティングに現われた院生さん、珍しくスーツを着ていたので、何かあるの?と尋ねたら「洗濯物が乾かなくて着るものがなかったので・・・」院生さんの自由度はいいな。自分もかつて院生だった、その頃の自由度をなつかしんだのでした。

 

2010-11-28

休みの間をぬってプレゼン準備

今日は日曜日、だけどプレゼン準備は切羽詰まっている。午前中、かみさんとムスメはお買い物で外出、時間をもらう。休みの日に時間をもらった時点で、今回は仕事の時間管理に敗れたという気もするが、仕方ない、今は家族に感謝して、ちゃんとプレゼンをやって、京都から帰ったあとでお出かけでもしよう。

午後はムスメの自転車の補助輪のもう片輪を外し、スタンドを取り付け。プレゼンも、ようやく台本が一通り仕上がり、スライド作りが始まる。といっても零時前の時点でまだ半分手前かな。昨夜は2時前までやっていたし、今日も深夜作業はちょっとしんどい。サクッと寝てまた明朝早起きして頑張るか。

最近、家での仕事の友のココア。昨日の時点で切れかけで、今週は諦めていたのだが、かみさんが新しい袋を買ってきてくれた。感謝。

2010-11-27

今日はお休み

午前中、ムスメの自転車の補助輪を片輪外し、ムスメの自転車と玄関の落書きにつき合う。そして、午後いっぱい、お買い物。9時半にムスメの寝かしつけをかみさんに託してから、プレゼン準備。

4日後のプレゼンをまだ1枚も作り始めていない状況で、このスケジュールはさすがにキツい。でも、去った時間に辟易しても始まらんし、残った時間を有効に使うことに集中しよう。

ムスメは空気を読まないので、時にいら立つが、時にそれに救われることもある。今日も、お風呂上がりのムスメをソファに座らせ、髪をドライヤーで乾かしながら、ムスメがのんびり折り紙の本を眺めているのを見て、ホッとしている自分がいた。このくらいの小さい子は、皆空気を読まないと思うが、そうあってほしいと願っている。そして、わがムスメにも感謝。がんばろう。

2010-11-26

きょうの仕事場

ようやくプレゼン準備が本格化したが、まだまだやなー。やはり土日は修羅場か!? 今夜はかみさんが用事で出掛けるので、これで上がります。

2010-11-17

とうとはお笑い芸人!?

先日、折り紙で手裏剣を作った日曜日の夜、ムスメとお風呂に入る際に「しりとりをしよう」ということになったのですが、ムスメと私とどちらから始めるかでもめ出しました。

最初、ムスメは「じゃんけんで勝った方から」と提案し、私も同意しました。ところが、じゃんけんで私が勝つと、最初の合意をひるがえして「やっぱり、にらめっこをして勝った方から」と言い出したのです。

この年頃の子にはよくあることだと思いますが、競争をすると、勝ちたがります。友達同士なら、最初の約束をひるがえす、ということは、たぶんないと思います(いや、強い子のルールに従うのかな?)。しかし、親が相手だと、やはり甘えちゃうんでしょうね、さっきの合意をよくひっくり返します。一人っ子だとなおさらなんでしょうね。

うちでもしょっちゅうですが、この日も、午前中の手裏剣投げ競争で、私がムスメより長い距離を投げた回はことごとく得点から外されたりしたので、私もちょっと不満がたまっていました(正直に告白すると、私も大人げない部分は多々あります)。それで、「にらめっこをして勝った方から」というムスメの提案を「やだ。さっき、じゃんけんって言ったでしょ!」と断ると、ホレ、いつものようにケンカ勃発です。

お風呂に入りながら、今回は主にムスメの方が私の一言一言にかみついていましたが、私が「じゃ、お友達と一緒のときはこういうことするの?」などと尋ねていくにつれ、だんだん、ディベート(というよりは、私が尋ねてムスメが答える、一門一答かな)になっていきました。そして、私が「じゃ、お友達には(約束をひるがえすことを)しないのに、とうとにするのは何で?」と尋ねると、ムスメ曰く、


「だって、とうとはちーちゃんのおわらいげいにんなんだもん!」


え、お笑い芸人!? と、開いた口がふさがらないというか、あまりにも意表を突いていておかしくて一瞬固まってしまいました!

結局、両者とも会話はだんだん冷静になり、私が静かに「これから競争の時にお約束守んなかったら、しりとりや、手裏剣投げ競争のようものは一緒に遊ばない」と宣言したら、さすがにムスメも何かを察したらしく「...やっぱりいうこときく」と静かに言いました。その後、私から、みんなが楽しく遊ぶには、みんなが公平なルールを守ることも大切だよということをムスメに話し、仲直り。あらためてじゃんけんをして、今度は私が負けたので、ムスメから2人の楽しいしりとりが始まったのでした。

さて、気になったのは、ムスメのお笑い芸人発言の真意で、お風呂から上がって寝かしつけの時「何でとうとがお笑い芸人なの?」と尋ねました。すると、ムスメが笑って曰く「だって、とうとはすぐにちーちゃんのことをわらわせるから」。なるほどネ。いや、今回のムスメの発言は、私にとって、昨年「とうとは先生!?」に驚いた事件以来のヒットでしたが、ムスメが自分と一緒にいることを、楽しく思っていてくれているんだということがわかり、ほっとした夜でした。

2010-11-14

しゅりけん


今日、かみさんは大事をとって午前中は休養。ムスメと2人で午前の部を過ごしました。

テレビが一段落し、まず「かあかが早くよくなるように」と、折り紙でお花を折るムスメ。アジサイやチューリップの花を折り、緑の折り紙で茎も作って、ちょっとした花束を作りました。私もアジサイの折り方を教えてもらいました。

さらにそれだけでは飽き足らず「しゅりけん折って」とムスメ。実は、先日、かみさんと私の共通のお友達のかいんさんのお宅に一家揃って訪問し、そこで、かいんさんのダンナさんが、ムスメと、もう1人のお友達のムスコくんに、折り紙で手裏剣を折ってくれたのでした。私は「おお、すげ〜」と思ったのですが、自分は折った記憶すら忘却の彼方、ああ情けなし。そこで、早速、webを検索すると、折り方を解説したページが結構あります。

そんなわけで、折り方の練習に1個、ムスメの分を1個、ムスメがかみさんに贈る分を1個、ムスメとの共同製作を1個、... という具合で、あっという間に5、6個の手裏剣が出来上がりました。作った後は、ムスメと手裏剣投げ競争(同時に投げて飛距離を競う)... で、あっという間の午前の部でした。

最後に、手裏剣の折り方は、下記のページを参考にさせていただきました。感謝申し上げます。

手裏剣<折り紙あそび
http://www1.odn.ne.jp/asobo/4127.htm

2010-11-13

市立図書館、NAXOS Music Library

今日になり、かみさんの調子も徐々によくなってきました。館山のばあばも用事があるとのことで、昼食の後で帰っていきました。

午後、ムスメと、近所の公民館にある市立図書館の分館に行きました。借りていた本の返却期限が昨日だったのですが、昨日はそれどころではなかったので。かみさんの状況も落ち着き、ばあばも帰ったので、ムスメと2人で出かけました。

私が住む土浦市は、だいたい、市立中学校の学区毎に大きな公民館があり、それぞれに市立図書館の分館もあります。最近、かみさんがムスメを図書館に連れて行って、絵本を借りて家で読む機会が増えてきました。普段はかみさんと本を選ぶムスメですが、今日は私がじっくり選書につき合いました。

本は1人6冊まで借りられるので、絵本の書架の前のベンチに座り、私が選んだ本、ムスメが選んだ本を、次々に、私がひそひそ声で読み聞かせました。そして、一通り本を読み終えた後、6冊の本を借りることにしました。

さて、私の方はと言うと、まず、貸出カードを作りました。次にやったのが、NAXOS Music Library (ナクソス・ミュージック・ライブラリー)の登録です。

まず、ご存知の方に手っ取り早く書きますと、この10月から、土浦市立図書館の利用者が NAXOS Music Library を無料で利用できるようになりました。 以下、もうすこし詳しく書きたいと思います。

NAXOS Music Library (以下 NML と略します)は、主にクラシックのCDを出しているレコード会社の NAXOS が扱っている楽曲を、オンラインで聴けるというサービスです。会員制で、一般の人は月額1,980円で、NAXOS 等が扱う楽曲が聴き放題です。ストリーム配信(Flashアプリを使用)で、ダウンロードはできないようになっています。ストリーム配信なので、ネットワーク接続は速い方が望ましいです。

NMLの利用は、直接会員になる以外に、契約している大学や自治体等の図書館を通して利用することもできます。土浦の市立図書館では、本館か分館で利用IDを発行してもらい、初回ログイン時から14日間、聴き放題で利用できます。2週間、NML の本棚(CD棚?)を借りるという感覚でしょうか。早速、家で聴いてみました。うちのネットワーク接続はJCOM(ケーブルテレビ)のそんなに速くない回線で、せいぜい8Mbps程度(最近よくある光接続の 1/10 程度?)ですが、音質はクリアです。音声品質は、最高で AAC/128kbps で、ネットワーク環境等に合わせて、3段階の品質を選べますが、うちのネットワーク接続でも最高品質で再生は問題ありませんでした。

蛇足ながら、NAXOSについてですが、NAXOSは、1987年に香港で設立されたクラシック中心のレコードレーベルで、当時、NAXOSが生まれたと同じ1987年に高校に入学し、CDを聴き始めた私もNAXOSの登場はよく覚えています。当時の大手レーベルのCD(特にクラシック)は値段が高くて、1枚3,000円とか3,500円したものです。そんな中、NAXOSは「安価で、幅広いレパートリーをカバーします!」との触れ込みで登場し、当時の具体的な価格は、買ったわけではないので覚えていませんが、たしかに安かったという記憶はあります。

一方で、レーベル発足当初は、レパートリーの展開は百科全書的で、アーティストの知名度は大手のCD程高くなかったので「安かろう、悪かろう」という印象もありましたが、現在ではそのようなことはないと思います。私の印象では、それ以降、よくチェックするホルン関係のCDでも、よく知っている優れたアーティストを起用し、独自の企画も行っており、マニアックなおもしろさもあり、そうしたことから買っているCDもあります。

ですので、個人的には、そうしたNAXOS関係の音源(レーベル一覧は http://ml.naxos.jp/label/ を参照)を好きなだけ聴けるというのは、めちゃめちゃお得な話で、これからはまってしまうのか!? まずはいろいろ聴き試してみたいと思います。

2010-11-12

ばあば参上

かみさんはまだ寝込んでいますが、私の方は今日授業もあるし、ということで、今日は急きょ、かみさんのお母さん(館山のばあば)に参上願うことになりました。

おかげで、私は学校でセミナーと授業、そのたもろもろ仕事をこなし、ムスメは幼稚園で1日過ごし、かみさんはかかりつけの病院に連れて行ってもらって、ひとまず夕食はみんな揃って食べました。

夜、ムスメはばあばと一緒に寝ると言って、意外なことに、そのまますぐに寝てしまいました。ムスメの成長ぶりをちょっぴり実感。

2010-11-11

おるすばん

最近、ムスメに続いてかみさんが風邪をひいていたのですが、昨夜から急に症状が悪化したようで、今日は寝込んでしまいました。

そこで、今日は、急きょ仕事を休んで、お留守番、というか、主夫、という程でもありませんが、一日うちにいました。ムスメを幼稚園のバスまで送り、洗濯とお風呂の掃除などをすると、慣れない身には結構時間がかかりますね。普段ご飯を作ることは滅多にないし、作ると言えば、今日みたいにこんな時にうどんや雑炊を作るくらいですから、いつまで経ってもレパートリーは増えません。やっぱり、かみさんには頭が上がりません。

わがムスメも、最近、生意気になり、わがままにいらついてはよくケンカになりますが、さすがに今日は母親のことが心配なようで、ご飯のお手伝いも積極的にやってくれました。今日のようなときは、エラい!ありがとう!とほめた上で「ふだんからこれくらい手伝ってくれると、もっと助かるんだけどなー」と言ったら、「とうとはきょう1日うちでおしごとして、たいへんだったでしょ。かあかはいつもすぐにやっちゃうんだから。とうともべんきょうしなさーい!」と即座に返され、返す言葉に窮した、食後のお片づけのひとときでありました。

2010-11-08

マラソン大会

今日、ムスメが通う幼稚園のマラソン大会が開催されました。

マラソン大会は、毎年10月末に行われるもので、幼稚園の近所にあるグラウンド(芝生)で行われます。私は仕事があるので、かみさんが応援に行き、ビデオで撮ってもらっています。今年は、雨で日程が2回延び、11月第2週の開催となりました。

ムスメは、昨年は年少組の女の子の中で1位になり、今年も、練習では好成績を出していましたが、練習が始まった頃から、マラソン走りたくない、でも1位になりたい、という愚痴というか、葛藤?を繰り返していました。

お昼過ぎ、かみさんからけーたいにメールが届き、結局、本番は3位でした。本人は、走った直後はしょんぼりだったそうで、家に帰ってからもちょっとぐずぐずだったようです。私が帰宅する頃にはだいぶ元気になったようでしたが、それでも3位の賞状はなかなか見せたがりませんでした。私としては、ムスメの悔しさもよくわかるし、自分も残念な気持ちもあるけど、こういう経験も早いうちに必要だったと思うし、とにかくよく頑張ったと思いました。

さて、ムスメが寝て、かみさんが月曜の吹奏楽団の練習から帰宅してから、ビデオ録りしたマラソンの様子を観ましたが、今日のムスメの、昨年とは対照的な様子に驚きました。

昨年は、スタートのだいぶ前からスタートの構えをしていて、みんなで「エイ、エイ、オー!」というかけ声でも腕がぴーんと空に向かって伸び、顔も締まった表情で、スタートの合図にも、ほとんどフライングじゃないかというくらいに反応していました。ところが、今日の表情は、スタート前からどことなく不安げで焦点も定まらない感じで、「エイ、エイ、オー!」のかけ声でも腕がほとんど上がらず、スタートの構えもなく、スタートの笛から一瞬遅れて走り出した感じでした。

これだけでも、昨年との差が大きく現われていましたが、いつもライバルの2人の友達の後、3番手でコースを進みます。2周周回するコースの、2周目に入ったあたりで、3人がほぼ並んだ場所がありました。と、ライバルの友達が引き離しにかかり、普段のムスメならついていきそうなところ、引き離されていきました。

今回のムスメの走りを見て、メンタル的要素が走りにだいぶ影響したのではないかという印象を受けました。私は、大学でかなり充実した体育の授業を受ける機会に恵まれ、体育の授業の中で、メンタル面が運動に与える影響なども少々学んだので、トップアスリートのような人が、オリンピックのような舞台で受けるメンタル面での影響力については、ある程度関心がありました。しかし、今回はあくまでも私が受けた印象に過ぎませんが、小さい子にも同じような影響が現われるのかなーと、新たに認識しました。

今回の出来事で、子供のメンタルトレーニングが、どの程度、どのように行われているのか、興味を持ちました。ついでに、ムスメは来年も「マラソンやだ〜」と言うのかもしれませんが、そんなとき、うまく力を出す方向に持っていくために、どうムスメに対応するのが望ましいのか、考える必要もあるかもしれません(といっても、来年も大したことはしなさそうですが・・・)

2010-10-17

公園掃除

私が住んでいる町の町会では、毎月、班の交代で、近所の公園掃除をしています。自分の班に回ってくる回数は、だいたい春夏秋冬1回ずつです。

そんなわけで、今日はその公園掃除の「秋の部」のはずだったのですが・・・普段は前の週になると回覧板などでお知らせがあるのですが、今回はありませんでした。「今日」とわかっていたのは、たまたま、春に年間の行事予定が配られていた時に、カレンダーに書き込みをしていたからです。

以前、やはり掃除があるはずの日に連絡がなく、結局その日は流れて、後日あらためて掃除に行った日もありました。そこで、朝8時、人がいなければそのまま帰ればいいし、と、とりあえず支度して路地に出てみると・・・人はほとんど集まっていなかったのですが、やらないというわけではないらしく、合計3人でしたが、やることになり、公園へ向かいました。

私の班も、普段は10人くらい出て公園の一角を熊手で掃除するのですが、普段はひょろひょろやっているところ、今日は3人ということで、さすがに気合が入りました。昨日、家族で買い物でさんざん歩いても大して筋肉痛にならなかったのに、今日は落ち葉拾いでかがんだりする機会が多かったためか、ところどころ筋肉痛になっています。

今日の件は、班長さんの方で連絡し忘れたみたいですが、なかなか大変だな、と思いました。ちなみに、今度の土曜日は、防災訓練があります。昨年は行事で忙しかったりしてサボってしまったので、今年は何もなければまた行こうか、と思っていますが、どうなることやら・・・

2010-10-15

アルメニア紀行 (4): 記念館、修道院、リフトで山を登る(9月8日)

9月に国際会議で訪れたアルメニア日記の第4弾です。前回の記事から半月近く経ちましたが、ようやく次の日の分を書きました。これまでの日記には Armenia2010 のラベルがついていますので、リンク先をご覧下さい。

今日から会議ですが、前もって渡された日程表によると、食事の時間が

  • 朝食:9:00
  • 昼食:13:00
  • 夕食:不定だが、大体19:00
となっていて、特に朝食の時間が遅いのが気になりました。何でだろ〜、と思っていましたが、アルメニアに来てみると、こちらは夏時間で、冬時間より1時間進んでいます。そこで、食事の時間を冬時間で考えてみると、朝食が8:00、昼食が12:00、夕食が18:00となり、つじつまが合うと思います。結局、現地では確認できませんでしたが、ここのホテルでは夏も冬時間で生活をしているのだろうか・・・と想像しました。

そんなわけで、朝は結構ゆっくりでして、日の出も遅いようです。7:30頃、起き出してみると、ちょうど日の出のすばらしい景色が広がっているところでした。

ちなみに、もう少し日が昇ってから、ベランダからの眺めを数カット撮って合成したのが、こちらの写真です。

さて、朝はゆっくり過ごし、9:00にレストランで朝ご飯を食べ、会議は9:45からですが、特に急ぐことなく支度をします。・・・と、会議の部屋を確認するのを忘れていました。レストランの向かい側に、比較的大きな会議場のような部屋がありそうだった・・・のですが、閉まっているようです。レセプションに行くと、レセプションの裏手・・・と教えてもらい、行ってみると・・・ありました。

部屋に入ってみますと、たいへんこぢんまりとした部屋です。その上、普通、このような会議は、講義室のように机が並んでいるような部屋で行うものですが、中心の大きなテーブルを取り囲むという、非常にユニークな形になっていることがわかりました。今回の参加者数は30人に満たないという、非常に小さな規模なので、このくらいがちょうどよいでしょう。実際、会議が始まってみると、大変ディスカッションがしやすい環境で、各講演の間の質疑応答も活発に行われ、ためになる話を聞くことができました。

そんな中で、参加者の多くが困ったこと・・・それは、参加者が個別に使える(はずの)インターネット接続が、使えないということです。一応、会議の参加要項では、エレヴァンでも、ここツァカゾールのホテルでも、参加者は各自無線LANが使えることになっており、エレヴァンでは問題ありませんでした。そこで、ここのホテルでも使おうとしたのですが・・・

最初、レセプションに尋ねると「部屋番号をパスワードにすればよい」とのこと。しかし、誰もつながりません。今朝も、朝のあいさつ代わりに「無線LANつながった?」とお互いに尋ねる声が飛び交うほど。こんな話を聞くと「そんなにインターネットにつなぎたいの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

たしかに、私のように、インターネット接続の目的がアルメニア日記の編集やら会議の模様をTwitterでだらだら書くやらといったどうでもよいことでしたら、まぁ我慢しますし、先生方の中にも、普段追いかけられているメールを読まずに済むので、出張中はメールを読まないという人も(最近はまれですが)います。しかし、一方で、今夜、別の研究会にインターネットで参加して講演するという先生もいますので、やはり研究の場には必要不可欠ということでしょう。その結果、午前中の会議が終わって昼休みになったらどんなことになったかというと・・・

レセプションに長蛇の列、というか、皆さん、レセプションの前にたかって、何をしているかというと、インターネットの接続方法の問い合わせです!

しかも、皆さんのノートパソコンがカウンターの上にずらりと並ぶ、壮観(珍奇?)な光景。

(ちなみに、本当に接続が必要な人には、現地の委員が個別に対応した以外、大方の参加者は、結局、接続できませんでした。そのかわり、ホテルのロビーにはインターネット端末があり、メールはそこで何とかなりました。Windows でしたが、日本語の表示も何とかなりましたし、日本語入力も、すばらしいオンラインIME (http://ajaxime.chasen.org/) のおかげで何とかなりました。)

さて、午後の会議も15:30には終わり、16:00は観光に出発です。私達がまず訪れたのは、ホテルのちょうど向かいにある「オベリ兄弟記念館」です。

この記念館は、 アルメニア出身で、科学で旧ソ連に知られる顕著な業績を遺した、オベリ家の3兄弟(ルベン/レヴォン/ホブセプ)の業績をたたえて展示しているもので、特に、兄弟のまん中のレヴォンがツァカゾール出身だったことから、ここに記念館が建てられたようです。ツアーはロシア語のガイドとアルメニアのガイドに分かれ、アルメニアのガイドさんの説明を、国立科学アカデミーから参加された先生が英語に訳して下さいました。

3兄弟の長男のルベン・オベリ (Ruben Orbeli, 1880–1943) は(写真を撮り忘れてしまいましたが)、最初法学で博士号をとり、裁判所で働いていましたが、後に海底考古学を学び、海底の文化遺産を調べて歴史を明らかにする海底考古学の分野で、旧ソ連の指導的立場となり、数々の業績を残したということです。

次男のレヴォン・オベリ (Levon Orbeli, 1882–1958) は、医学の道に進み、生理学者のパブロフの下で修業を積んだ後、神経生理学の分野で多くの業績を残すとともに、アルメニアにおける生理学の発展にも貢献したということです。

最後に、末っ子のホブセプ・オベリ (Hovsep Orbeli, 1887–1961) は、考古学の道に進み、アルメニアの古都アニ遺跡の発掘と調査に始まり、ダゲスタン共和国など、東方の遺跡を調査、研究を行いました。その後、彼はエルミタージュ美術館の館長や、レニングラード国立大学の東洋史学科長などを務めました。

展示室はいくつかの部屋に分かれ、彼らの紹介や身の回り品を展示する部屋と、彼らの仕事場を復元した部屋があります。こちらはホブセプのレニングラードの仕事場を復元した部屋です。机や書棚は、彼が実際に使っていたものを持ってきたのだそうです。

記念館のすぐ隣は、オベリ3兄弟のレリーフを配置した庭園になっていました。

そして、その向かいは、私が泊まっているホテルです。

さて、記念館の次は、古い修道院へ向かいます。ホテルから上り坂を歩いて数分のところです。途中、銀行があったので、米ドルを少し両替しました。

ホテルを離れてほどなく、先程のオベリ兄弟のレリーフのすぐ裏手にあるビルは、どうも工事が途中で止まっているようでした。エレヴァンでも目にしましたが、ここでも、ホテルの自室のベランダからも、途中で工事が止まっているような家屋やビルをそちらこちらに目にします。

歩いていくうち、修道院に着きました。

やってきました修道院は、ケハリスの修道院 (Monastery of Kecharis) と呼ばれるもので、修道院自体は5世紀頃からあったようですが、現在の建物は、11世紀から13世紀にかけて建てられたものだそうです。当時、ツァカゾールは、この修道院で知られ、修道院とともに、当時の西欧と同じような大学もあり、大変栄えていたとのことでした。この修道院は、現在でも、アルメニア国内でよく知られた修道院のようです。

敷地内には、もっと古い時代の遺構と思われるものもありました。

敷地内だと建物の全景を入れるのに苦労しました。外から見るとこんな感じです。

修道院を一通り見た後、希望する人は、ここからさらに1キロ程先にあるリフトまで歩くことになりました。冬はスキー場になっている山に登るようです。

車もほとんど通らない道を、ずんずん歩いていきます。

途中、民家を建てているところに、小屋がありました。新築中の仮住まいでしょうか。壁にお花や滝(右側の角)などが描かれていて、ちょっぴりかわいらしいです。

しばらく歩き、坂を下って登ると・・・リフトが見えてきました。

こちらがリフト乗り場です。

乗り場の近くに、スキー場の全体図と思われる絵がありました。一番下の 1966m (以下、数字は標高と思われます) というのが現在地で、左側のリフトに乗り、図の中央部、小さく 2233m と書かれている地点まで登ります。山の頂上は 2819m とありますが、かなり高いですよね。日本のスキー場にこんなに高い場所はあるのでしょうか?

あと、乗り場の近くに、こんな水道がありました。水はちょろちょろと出っぱなしなのですが、瓶(かめ)から出て樽に入るという、なかなかおもしろい形です。

往復のチケットを 1,300 AMD (300円くらい?)で買い、リフトに乗ります。

ゆっくりと山の上へ登っていきます。

後を振り返ると、先程立ち寄った修道院が見えました。

ここがリフトの降り口です。と、今度は、希望者が、さらに歩いて上へ登ることになりました。

何人かで上を目指します。どこまで行くのでしょう。とりあえず、今の時刻が18:30前で、リフトは19:00で止まるので、それまでにリフトまで帰ってくる必要があります。

先程のリフトの降り口を見下ろす場所まで登りました。いい眺めです。

さらに上を目指します。

どうやらここまでのようです。リフトはだいぶ下になりました。荒涼とした大地と山をぐるっと見渡す、すばらしい光景でした。まん中の部分、地平線にうっすら浮かぶ青色の部分は、明日訪れるセヴァン湖のようです。

もしも私が、今のように交通機関が発達していない時代にここに生まれ育っていたとしたら、この光景が、自分の知っている世界のすべてだったことでしょう。そして、そこから外へ足を踏み出すというのは、文字通り「未知との遭遇」だったのではなかったかと、そんな思いがしました。これまでにない世界観を味わった気分です。

ついでに、吹奏楽の「アルメニアンダンス」をご存知の皆さん、冒頭部分の音楽は、まさにこの情景そのものです!なかなか写真では伝わりにくいのが歯がゆいが・・・曲のイメージが湧かなくて困ったら、ここまで見に来いと言っても過言ではありません。ぜひ来てみて下さい。損はしません、私が保証します。それにしても、あの曲の冒頭部分、アルメニアの自然の雄大さや厳しさ、暖かさといった、この情景をよく表現してるよ。アルフレッド・リードも偉大やなぁ・・・

(吹奏楽にあまりなじみのない方に説明しますと、「アルメニアンダンス」という、日本の吹奏楽で有名な組曲があります。作曲したのは、アメリカ人のアルフレッド・リード (Alfred Reed) という、これまた日本の吹奏楽界で大変有名な作曲家・指導者で、数年前に亡くなりましたが、彼の曲は、今も日本でたくさん演奏されています。「アルメニアンダンス」は、アルメニアの民謡を題材にとった組曲ということで、少なくとも、私の前後の世代の、ほぼすべてのブラスっ子、ブラス野郎達におなじみの1曲のはずです。しかし「アルメニアンダンス」は知っていても「アルメニア」という国そのものはよく知らない・・・というのが大方ではないかと思います。私もそのような一人でしたので、今回の旅で、この曲の一端を感じるチャンスがあるのではないかと、期待していたのでした。)

さて(熱く語ってしまいましたが、ご容赦ください)、だんだん日暮れも近づいていたので、私達は急いで山を降りました。リフトの降り口の近くにも、さっきと同じような水道がありましたが・・・こちらは水が出ていませんでした。周りの景色も荒涼としていてちょっと寂しげです。

私達がリフトでふもとに降りると、間もなくブザーが鳴ってリフトが止まりました。ギリギリセーフだったみたいです。

その後、リフト組が歩いてホテルに戻る頃には、外はうっすら暗くなっており、ホテルに戻ると、すでに先に戻っていた人達が夕食で一杯始めていました。今夜もまた一杯・・・

最後に、今回歩いたコースの記録です。ホテルの向かいの記念館を出てから、修道院、リフト、山登りと、意外にもまっすぐ真西に向かって歩いていたようです。あと、現時点では、Google Mapsにもほとんど道が描かれていませんね・・・
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2010-10-03

古文書、ブランデー、高原の村へ移動(9月7日)

アルメニアの日記、帰国からずいぶん時間が経ってしまいましたが、一応、忘れずに書いています (なかなか時間がとれないもので... ^^;) 2日目の分です。


本日から、会議の日程が始まりました。今日の会議は、国立科学アカデミー (National Academy of Science of Republic of Armenia) と、今回の会議を招聘した国立情報学研究所 (The Institute for Informatics and Automation Problems) の表敬の意味合いが強かったような気がしますが、アルメニアの計算機科学事情を知る上では貴重な機会になりました。

今日は、実質的な会議の開催地(後述)へ移動するため、朝、荷物をまとめて皆でマイクロバスに乗り、ホテルを出ます。エレヴァンの道路は結構車で混雑しています。

それと、写真に写っている信号機にちょっと見えるかもしれませんが、エレヴァンの信号機には、車両用、歩行者用の信号それぞれに「青の時間があと何秒」を示すカウントダウンの表示が、私が見た限りほぼすべての信号機についていました。昨年、韓国のソウルを訪問した際、歩行者用の信号機に同様のカウントダウン表示を見ましたが、エレヴァンはより徹底して興味深かったです。交差点によってはすぐに信号が変わるところもあったので、私のようなよそ者には便利ですね。

科学アカデミーに着き、中に入ります。私のカメラのレンズには収まりきらない大きな建物です。会議のレジストレーション(参加登録)を行い、名札やら予稿集やらバッグやらといった、必要なものを受け取りました。

参加者のうち、昨日日中までにエレヴァンに着いた人達はホテルに泊まりましたが、昨夜から今朝にかけてエレヴァンに着いた人達とは、ここで合流です。

科学アカデミーで会議を行った部屋の様子。大きな円卓のある、天井がドームのように高い部屋で、普段数学の会議をやるような部屋との格差(もちろんこちらが拡張高い!)に、同行の人ともども、ちょっと戸惑います。

プロジェクタのスクリーンは、ちょうど部屋の入口の上に位置しています。講演が始まってからの出入りは、ちょっと勇気が要りますね。

本来であれば、会議の内容も詳しく書きたいところですが、今はとりあえず先を急ぎましょう。科学アカデミーでは、招待講演として、アルメニアの計算機科学分野の研究について、歴史やこれまでの主要な研究成果、現状に関する話がありました。

招待講演が終わると、科学アカデミーを後にして、次は国立情報学研究所に向かいます(バスから撮ったので、バスのサングラスの青色が写っています)。現地の人によると、現在の建物は、1970年に建てられたのだそうです。自分とほぼ同い年だ(私は1971年生まれ)、と言ったら笑っていました。

こちらでは、研究所の先生方から、研究所の沿革や、現在の研究分野についての説明がありました。昨今「グリッドコンピューティング」が世界的に盛んになっていますが、アルメニアでも、自国やEUなどの資金援助をもとに、グリッドのネットワークを構築しているようです。

さて、今日のお勉強はこんなところでおしまい。研究所で昼食の後、まずはマテナダラン (The Matenadaran, 国立古文書館) へ行きました。玄関に座っている人物(像)は、聖メスロプ・マシュトツ (St. Mesrop Mashtots) で、アルメニアの文字を作った人です。

ここから坂を上って建物に入ります。

建物は小高い丘になっていて、玄関前からは周囲を見下ろすことができます。

さて、もともと「マテナダラン」は、アルメニア語で書かれた写本を保管する建物の一般的な呼び名で、主にアルメニア周辺の地域にたくさんあったものですが、近代以降、国レベルで古文書の収集が進み、第2次世界大戦後に、国立古文書館になったということです。

今回は、ロシア語のガイドと英語のガイドの2グループに分かれて、中の展示品(写本)を見ました。たくさんあって写真に撮りきれませんでしたが、以下、一部を紹介します。

薬草に関する書物。ハーブのたぐいのようです。キャプション(字幕)がピンぼけですが、18世紀頃の本のようです。

アルメニアの音楽に関する書物。キャプションによると、13〜14世紀の本のようです。

同じく、音楽に関する書物。音階などが書かれているものでしょうか。

...と、ここで、私のカメラの電池が切れてしまいました!昨年、バッテリーを買い替えたのですが、何せ、何世代も前のカメラですので、100枚くらいが限界のようです。というわけで、今日の残りの写真は、携帯電話によるもので、ピンぼけ手ぶれ出まくりで恐縮ですが、引き続きご覧下さい。

展示品には、アルメニアの古文書の他、外国の元首から贈られたような、各国の貴重本もありました。日本語の本で展示されていたのが、1812年の「北斎漫画」。

さて、マテナダランを出て、次に向かったのが、アルメニアのブランデー工場として有名な「エレヴァンブランデー工場 (Yerevan Brandy Company. トップページでは、あなたがその国で飲酒可能な年齢に達しているかどうか尋ねられます。webサイトを進むと音が鳴るので注意)」です。

アルメニアに行く直前の下調べで初めて知りましたが、ブランデーはアルメニアの名産品の一つです。かつては「アルメニア・コニャック」とも呼ばれましたが、現在「コニャック」は、フランスのしかるべき地域でしかるべき工法で造られたもののみが名乗ることを許されているそうで、現在はアルメニア・ブランデーと呼ばれるのが一般的のようです。そして、これから訪ねる工場(会社)が、アルメニア・ブランデーの最大手です。

ここでは、女性のガイドさんが、工場の中を案内してくれました。ブランデーは、ぶどうの果汁を発酵、蒸留した原酒を、何種類かブレンドし、樽の中で熟成させることで作られます。ここのブランデーは、発酵や蒸留の工程は、エレヴァンとその周辺の地域で行っていますが、ブレンドと熟成の工程は、この工場のみで行っているそうです。

生産量は、2008年が(750ml換算?)約1,200万本、その後世界的な経済危機により、2009年は約900万本まで落ちましたが、今年は生産量が上向いているとのことでした。生産量のうち、9割以上が輸出されるそうです。

アルメニアは隣国のアゼルバイジャンと領土に関する問題を抱えていますが、こちらは、アゼルバイジャンとの紛争の停戦を記念して作られた「平和の樽 (Peace Barrel)」です。訪れた人達がたくさんサインをしていっています。アルメニア国内で唯一、アゼルバイジャンの国旗が掲げられている場所とのことでした。

工場の奥にあるのが「VIPのmy樽」の列です。ここには、各国の要人や芸術家などの、個人の樽が収められています。一度樽に入れられた原酒は、所有者本人(生前)、家族や遺族の立ち会いのもとでのみ、ブレンディングや試飲がされ、それ以外の時は厳重に保管されます。

これらのmy樽の中で最も有名という、ロシアの故・エリツィン元大統領のmy樽です。

そして、この列の一番奥には、工場で現存する最古の樽がありました。ガラスのケースに入った2つの樽は、1902年に仕込まれたものだそうです。今年で108年もの。

その樽のそばには、昔の事務机の再現とおぼしきセットがあり・・・

その机の上には、日本の「タイガー計算器」とそっくりな、手回し式卓上計算器がありました。旧ソ連製でしょうか?

さて、樽の蔵の見学が終わりますと、次は資料室みたいな部屋へ。

部屋の一番奥の机の上にある瓶、これは、先程見た、工場最古の樽から取り出したブランデーだそうです。今年で108年もの。品質には問題ないそうですが、味はどんな感じでしょうか。

部屋の中程にあるキャビネットには、この工場に残る歴代のブランデーが飾られています。

その中にあった1本。第2次世界大戦末期に行われたヤルタ会談で、イギリスのウィンストン・チャーチルが、ソ連のスターリンからアルメニアのブランデーを勧められたところ、その味にいたく感動し、以降、毎年400本とか、毎日1本飲めるだけの本数がチャーチルのもとへ送られたという話がありましたが、これが、チャーチルに送られたのと同じ "ドゥヴィン (Dvin)" というブランドのボトルです。

案内の人によると、チャーチルに送られた本数は毎年360本と言っていました。あと、もう一つ聞いたエピソードでは、チャーチルにブランデーを送っている期間中に、工場の主任ブレンダー(ブランデー調合の責任者)が収容所送りになり、ブランデーの味が落ちたことに気がついたチャーチルが、スターリンにその理由を尋ねたところ、スターリンからは「主任ブレンダーがシベリア送りになっている」という答えがありました。そこで、チャーチルが、ぜひブランデーの味を元に戻してほしいとスターリンに頼んだところ、その主任ブレンダーはあっという間に収容所から釈放されて工場に戻り、勲章まで授けられたということです。

さて... ブランデー話が延々続いてしまってすみません(まだ続きます)。工場見学の後は、試飲タイムとなりました。3年もの、10年もの、20年ものを試すことができました。

3年ものは、もちろんおいしかったですが、アルコールの刺激が強い、いわゆる「若造り」という印象がありました。これまでに飲んだことのあるブランデーとも似た感じです。しかし、10年ものは、そのような刺激がなく、私がこれまでに飲んだブランデーにはないまろやかさで、非常に驚きました。そして、20年ものになると、もっとまろやかさが増していました。当初、おみやげに買うのは3年ものくらいかなあと思っていたのですが、この試飲で10年ものに変更。20年ものは、さすがに値段が高そうということと、あまりにもまろやかですいすい飲み過ぎそうなので・・・

ちなみに、隣に座っていたドイツの若い人は、1滴も飲んでいなかったので「飲まないの?」と尋ねたら「うん。やっぱりビールが最高」との答えでした (^^) そこで、こっちはブランデーを飲みながら、ドイツのビールの話で盛り上がったりして・・・

試飲の後は、お約束のお買い物です。私は、自分の実家、かみさんの実家、そして自宅用に、10年もの (「アフタマール (Axtamar)」というブランド) 250ml の小瓶を3本買いました。1本 5,000 AMD (アルメニアの通貨:ドラム)、日本円で1,000円ちょっとでしょうか。日本で買うと(そもそもアルメニアのブランデーを見かけたことがないのですが、webの情報で)500mlで6,000円前後のようですので、かなりお買い得感がありました。

そんなわけで、お買い物も終え、ブランデー工場を後にした私達は、会議の本格的な開催地である場所に向かいます。エレヴァンから50kmほど離れた、ツァカゾール (Tsakhkadzor) という村です。事前に得た情報 (村のホームページ) によると、小高い高原にあり、スキーのリゾート地として知られ、云々・・・といった感じですが、Google Maps でも道路は1本しか描かれておらず、どんな場所か実感が湧きません。

高速道路でエレヴァンを出ると、エレヴァンも標高1000mくらいの高原にあるわけですが、どんどん上り坂を登っていきます。道路の周囲は四方、なだらかな大地で、はるか向こうに山が見えます。

こんな景色が延々と続きます。

日本の風景と比べていちばん奇妙だったのは、視界の奥に広がる山や大地に、木がほとんど生えていないことです。茶褐色のはげ山、もしくは、鉄道模型のレイアウトを作る際に(自分は実際に作ったことはありませんが)、木を植える前の状態の山、といった感じでしょうか。

... と、急な上り坂を登っていたら、だんだんバスのスピードが落ちてきて、止まってしまいました!故障したのでしょうか、ガス欠?エンジンがまだかかっているからガス欠ではなさそうだけど・・・アナウンスもないし、乗り込んだ私達はそれぞれ話し続けています。ま、きっとどうにかなるでしょう!バスが動かなくなったら迎えのバスを呼ぶかもしれませんし、まだ日没までは間がありそうなので、何とかなるだろう・・・と開き直れるあたりが、日本とは大分違う感じでおもしろいです。日本ではきっとこうはいかないだろうな・・・と。

そう思っているうちに、バスは威勢のよいエンジン音をあげて再び走り出しました。といっても景気がいいのは音だけで、たぶんギアを1速で走っているのでしょう、スピードはほとんど駆け足程度です。上り坂が続いて息切れという感じ。先の道を見ると、上り坂が途切れていて、間もなく峠のようです。それ、あと少し・・・と祈る気持ちで前を見ていたら、ようやくバスは峠を越えて下り坂に入り、今度はさっきの調子がウソのように、びゅんびゅん飛ばし始めました。

そうしているうちに、高速道路を降り、一般道で山に入り始めました。住宅地を通ります。

そして、ようやく、会議&宿泊場所のホテルにたどり着きました。

ホテルにチェックインして自分の部屋に入りました。バルコニーからの外の景色です。ホテルは坂の上にあるようで、大変見晴らしがいいです。階下に村が広がっている感じです。はるか向こう、山のふもとにある白い固まりは、ふもとの街のビル群です。高速道路はあの近辺で降りて、山を上がってきました。

荷物を置いたら、早速ディナーということで、部屋を出ようとしたら、なんと部屋のドアの取っ手が壊れてしまいました!幸い、レセプションに連絡したら、係のおじさんがやってきて、すぐに直してくれましたが、ドアのネジ穴や金具のへこみ具合からして、このドア、それなりに具合は悪そうですね。ドアにちょっと同情します。なお、錠前は、先日ドイツで泊まったホテルと同じく、鍵を2回転させて施錠/解錠するものでした。

ドアを直してもらい、レストランに行ったら、皆さんすでに盛り上がり始めていましたが、ディナーでもいろいろな話で盛り上がり、気がついたら大分時間が経っていました。さっさと寝て翌日に備えることにします。

最後に今日の行程の記録を載せておきます。
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