2008-10-26

防災訓練 (2008)

昨年に引き続き、町内合同の防災訓練に参加しました。昨年の感想の通り、今回うちからは私一人の参加です。

まず、私が住む2丁目の集合場所になっている、近所の公園へ行きます。ここには防災倉庫があり、参加者はヘルメットと「2丁目」のゼッケンを着け、訓練場所の小学校へ向かいます。

訓練の内容は昨年とほぼ同様で、まず、小学校の体育館で、救急隊員の方々による、救急法の説明がありました。幸い、今年は、途中で救急出動もかからず、救急隊員の方々は最後まで説明をされました。

その後、消火訓練のために校庭へ出るわけですが、今年は、体育館を出たところで「煙体験」がありました。

オレンジ色の細長い「煙ハウス」に体験用の煙が満たされ、その中を順番に通ります。体験用の煙は無害で、バニラの香りがつけてありましたので、本来の火事の際は、この匂いをかがないようにする必要があります。

煙の中を通った印象は、とにかく「前が見えない」。自分のすぐ前の人のゼッケンを追うのがやっとでした。これでは、煙が充満した時に道がわからなくなる訳です。床を這いながらでもないと現在位置を確認できなさそうで、煙の怖さを実感しました。

それから、消火器による消火訓練の後で、火が燃える天ぷら鍋に水をかけるデモンストレーションがありました。昨年初めて見て衝撃を受けたので、今年はその瞬間をカメラに収めておきました。

なお、今年は、消防団の方々による消防操法の実演は都合で中止とのこと。そして、今年、2丁目で可搬式小型ポンプを買ったとのことで、区長さんらが実演してくれたのですが、見ていてちょっと手際がいまいち・・・。消防署の方のコメント「可搬式小型ポンプの操法もあるので、できればちゃんと訓練していただかないと、ちょっと危険かも・・・」(失笑)。

というわけで、何事も事前の訓練が重要のようです。救急法にしても(消防署で行われる救急講習には及びませんが)よい復習になったと思います。来年も都合が悪くなければ参加することにしましょう。