2010-11-08

マラソン大会

今日、ムスメが通う幼稚園のマラソン大会が開催されました。

マラソン大会は、毎年10月末に行われるもので、幼稚園の近所にあるグラウンド(芝生)で行われます。私は仕事があるので、かみさんが応援に行き、ビデオで撮ってもらっています。今年は、雨で日程が2回延び、11月第2週の開催となりました。

ムスメは、昨年は年少組の女の子の中で1位になり、今年も、練習では好成績を出していましたが、練習が始まった頃から、マラソン走りたくない、でも1位になりたい、という愚痴というか、葛藤?を繰り返していました。

お昼過ぎ、かみさんからけーたいにメールが届き、結局、本番は3位でした。本人は、走った直後はしょんぼりだったそうで、家に帰ってからもちょっとぐずぐずだったようです。私が帰宅する頃にはだいぶ元気になったようでしたが、それでも3位の賞状はなかなか見せたがりませんでした。私としては、ムスメの悔しさもよくわかるし、自分も残念な気持ちもあるけど、こういう経験も早いうちに必要だったと思うし、とにかくよく頑張ったと思いました。

さて、ムスメが寝て、かみさんが月曜の吹奏楽団の練習から帰宅してから、ビデオ録りしたマラソンの様子を観ましたが、今日のムスメの、昨年とは対照的な様子に驚きました。

昨年は、スタートのだいぶ前からスタートの構えをしていて、みんなで「エイ、エイ、オー!」というかけ声でも腕がぴーんと空に向かって伸び、顔も締まった表情で、スタートの合図にも、ほとんどフライングじゃないかというくらいに反応していました。ところが、今日の表情は、スタート前からどことなく不安げで焦点も定まらない感じで、「エイ、エイ、オー!」のかけ声でも腕がほとんど上がらず、スタートの構えもなく、スタートの笛から一瞬遅れて走り出した感じでした。

これだけでも、昨年との差が大きく現われていましたが、いつもライバルの2人の友達の後、3番手でコースを進みます。2周周回するコースの、2周目に入ったあたりで、3人がほぼ並んだ場所がありました。と、ライバルの友達が引き離しにかかり、普段のムスメならついていきそうなところ、引き離されていきました。

今回のムスメの走りを見て、メンタル的要素が走りにだいぶ影響したのではないかという印象を受けました。私は、大学でかなり充実した体育の授業を受ける機会に恵まれ、体育の授業の中で、メンタル面が運動に与える影響なども少々学んだので、トップアスリートのような人が、オリンピックのような舞台で受けるメンタル面での影響力については、ある程度関心がありました。しかし、今回はあくまでも私が受けた印象に過ぎませんが、小さい子にも同じような影響が現われるのかなーと、新たに認識しました。

今回の出来事で、子供のメンタルトレーニングが、どの程度、どのように行われているのか、興味を持ちました。ついでに、ムスメは来年も「マラソンやだ〜」と言うのかもしれませんが、そんなとき、うまく力を出す方向に持っていくために、どうムスメに対応するのが望ましいのか、考える必要もあるかもしれません(といっても、来年も大したことはしなさそうですが・・・)

0 件のコメント: