2010-11-13

市立図書館、NAXOS Music Library

今日になり、かみさんの調子も徐々によくなってきました。館山のばあばも用事があるとのことで、昼食の後で帰っていきました。

午後、ムスメと、近所の公民館にある市立図書館の分館に行きました。借りていた本の返却期限が昨日だったのですが、昨日はそれどころではなかったので。かみさんの状況も落ち着き、ばあばも帰ったので、ムスメと2人で出かけました。

私が住む土浦市は、だいたい、市立中学校の学区毎に大きな公民館があり、それぞれに市立図書館の分館もあります。最近、かみさんがムスメを図書館に連れて行って、絵本を借りて家で読む機会が増えてきました。普段はかみさんと本を選ぶムスメですが、今日は私がじっくり選書につき合いました。

本は1人6冊まで借りられるので、絵本の書架の前のベンチに座り、私が選んだ本、ムスメが選んだ本を、次々に、私がひそひそ声で読み聞かせました。そして、一通り本を読み終えた後、6冊の本を借りることにしました。

さて、私の方はと言うと、まず、貸出カードを作りました。次にやったのが、NAXOS Music Library (ナクソス・ミュージック・ライブラリー)の登録です。

まず、ご存知の方に手っ取り早く書きますと、この10月から、土浦市立図書館の利用者が NAXOS Music Library を無料で利用できるようになりました。 以下、もうすこし詳しく書きたいと思います。

NAXOS Music Library (以下 NML と略します)は、主にクラシックのCDを出しているレコード会社の NAXOS が扱っている楽曲を、オンラインで聴けるというサービスです。会員制で、一般の人は月額1,980円で、NAXOS 等が扱う楽曲が聴き放題です。ストリーム配信(Flashアプリを使用)で、ダウンロードはできないようになっています。ストリーム配信なので、ネットワーク接続は速い方が望ましいです。

NMLの利用は、直接会員になる以外に、契約している大学や自治体等の図書館を通して利用することもできます。土浦の市立図書館では、本館か分館で利用IDを発行してもらい、初回ログイン時から14日間、聴き放題で利用できます。2週間、NML の本棚(CD棚?)を借りるという感覚でしょうか。早速、家で聴いてみました。うちのネットワーク接続はJCOM(ケーブルテレビ)のそんなに速くない回線で、せいぜい8Mbps程度(最近よくある光接続の 1/10 程度?)ですが、音質はクリアです。音声品質は、最高で AAC/128kbps で、ネットワーク環境等に合わせて、3段階の品質を選べますが、うちのネットワーク接続でも最高品質で再生は問題ありませんでした。

蛇足ながら、NAXOSについてですが、NAXOSは、1987年に香港で設立されたクラシック中心のレコードレーベルで、当時、NAXOSが生まれたと同じ1987年に高校に入学し、CDを聴き始めた私もNAXOSの登場はよく覚えています。当時の大手レーベルのCD(特にクラシック)は値段が高くて、1枚3,000円とか3,500円したものです。そんな中、NAXOSは「安価で、幅広いレパートリーをカバーします!」との触れ込みで登場し、当時の具体的な価格は、買ったわけではないので覚えていませんが、たしかに安かったという記憶はあります。

一方で、レーベル発足当初は、レパートリーの展開は百科全書的で、アーティストの知名度は大手のCD程高くなかったので「安かろう、悪かろう」という印象もありましたが、現在ではそのようなことはないと思います。私の印象では、それ以降、よくチェックするホルン関係のCDでも、よく知っている優れたアーティストを起用し、独自の企画も行っており、マニアックなおもしろさもあり、そうしたことから買っているCDもあります。

ですので、個人的には、そうしたNAXOS関係の音源(レーベル一覧は http://ml.naxos.jp/label/ を参照)を好きなだけ聴けるというのは、めちゃめちゃお得な話で、これからはまってしまうのか!? まずはいろいろ聴き試してみたいと思います。

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