2011-09-30

9月末の割には暑かった一日

今日はムスメ(下)の1か月検診で、義理の両親に来てもらった。ムスメ(上)も熱が下がらなかったので、助かりました。熱はなかなか下がらないねー、明日には下がってくれるといいのだけど。解熱剤もあと1回分しか残っていないし。

そんなわけで今日の自分は朝から仕事場。お昼過ぎ、大学/大学院で同級生の友人達が来訪。1人はかなり久しぶりで、震災の時の状況を話したり、旧交を温める。積もる話は山とあるし、やっぱりちゃんと皆で会う機会を設けたいものですね。

金曜日の授業は、今日が実質的な初授業。2学期は9月からだったはずだけど、これだとふつうの大学とあまり変わらないね。ま、いいか。初めてのセミナー形式に若干戸惑っているようだったが、よく頑張っていたと思う。最初の人は大変だからね。これを見てみんながよい発表をしてくれるようになることに期待。

今日は天気予報の通り、かなり暑かった。今もうちわで仰ごうと思って、先週くらいにうちわをしまってしまったことを思い出した。明日からはどうなるかな。明日はもう10月かー。ではまた来月。

2011-09-29

押してもダメなら

昨日の午後からムスメ(上)がダウン。今朝も熱があり、午前中、病院に連れて行く。小児科の先生曰く、ウイルス性の風邪だろうとのことで、今夜も熱はまだあるようだが、明日はどうなるか。

仕事場は午後から。助成金の計画書を書く一方で、新たな文献を探して目を通したり、これまでの計算結果を見直したり。「押してもダメなら引いてみな」って感じで、まだいろいろ試行錯誤の余地がありそう。うーむ。

今日は日中やや暑かったけど、明日の天気予報を見ると、明日も暑そうだね。そしてあさってから急に冷え込むのか。もうすこし穏やかに涼しくなっていってほしいものだがなあ。自分も体調管理に気をつけよう。ではまた明日。

2011-09-28

約束を一つ果たして肩の荷がちょっと下りた一日

昨年、若手中心のある研究会を取り仕切った。このとき、自分達の分野の若手もどんどん情報発信する必要があるなーと思い、さすがに Ustream による会議の中継はかなわなかったけど、講演の英文アブストラクトをまとめて業界誌に載せると宣言していた。

これが、今日来た連絡で、ようやくかなったことを確認(前記リンク先にある本文のPDFファイルのダウンロード/閲覧は、ACMもしくはSIGSAM会員に限定されていますのでご了承下さい)。会議からだいぶ遅れてしまったのは反省点だが、とりあえず講演者の皆さんへの約束は果たした。ご協力下さった講演者の方々と、編集に協力いただいた元研究室の先輩、仲間達に感謝。あとは、印刷に出している講究録が出版されて、この仕事もようやく終わる見通し。出版を待ちましょう。

午後、2学期から始まった金曜の授業の履修者名簿をパソコンでまとめていて、1人履修申請が出ていないことに気づいた。ハテ、忘れたかな?と思っていたら、夕方、その彼が仕事場にやってきた。曰く「2学期の履修申請の手続きが間に合わなかったので『履修申請変更願』にはんこをお願いします」(「履修申請変更願」は、授業担当教員のはんこと、クラス担任のはんこが必要)。ははーん、2学期開始の授業の手続きをことごとくしくじったわけか。自分も一度にこれだけの「履修申請変更願」にはんこを押すのは初めてかも。でも、彼にしてみれば、担当の先生も全部回ってはんこをもらうのも大変だったろうなー。お疲れさま。自分もこんなことにならないように気をつけよう。

そんな感じで、今日はお天気もよく、窓を開けてさわやかな風の入るさわやかな一日でした。ではまた明日。

2011-09-27

集中力

今日は比較的予定は空いている日だったが、予定が空いていると、混んでいる時に比べて集中力が途切れがちになる状況は何とかしたいものだ。

最近寝不足気味なので、早く休みましょう。ではまた明日。

2011-09-26

2日続けて月曜日

今日は月曜日だが、先週の木曜日も月曜だった。これは授業の話で、すなわち、先週の木曜日は月曜日の授業だったということ。金、土、日と休みだったので、月曜の授業日が2回続いたというわけ。

ここ数年、月曜祝日が増えた影響で、各学期の曜日毎の授業日数に差ができるようになった。当然、月曜日の授業日が少なくなるわけで、そうなると、授業回数が多い曜日に月曜の授業を振り替えて行う機会が増えた。

先週は、月曜日が敬老の日で休みになったので、その振替を木曜日に行ったのだが、月曜の授業が他の曜日に行われると、何となく曜日の感覚が狂う上に、今日気がついたら、月曜の授業が連チャンだったというわけで、授業の準備でちょっとあわてたりした。こういう機会はそう多くはないと思うけど、できればしばらくないに越したことはない。

さて、オペラの練習、先週の初合わせは運動会のために休んだが、次の練習が今度の日曜日。う〜ん、勉強してない・・・が、なかなか時間もとれない。早起きしてやるしかないか。ではまた明日。

2011-09-25

お見送り

これまで1週間、手伝いに滞在してくれた両親も、今日で帰還。そんな中、午前中、小さい犬が庭に迷い込んでくる。隣家の柵の間をするりとすり抜けていた。何度か隣家に戻してもまた来るし、道路に誘い出すとさっそうと走って3、4軒先の家に飛び込むのだけどまたうちの庭に走り込んでくる。どうも隣家の犬でもなさそうだし、どこかの迷い犬のようだ。

お昼前にパンを買いに出かける時にも、我々の周りをうろついていたので、そのまま車を出したら、追いかけてくる。なんと角を曲がってしばらく経っても追いかけてくるではないですか!結局、犬が追いかけてくる後ろから別の車が犬に近づいたタイミングで引き離したが、近所の大通りの近くまで、2、3百メートルは来たかなあ。無事帰り着いているといいけど。

お昼過ぎに、叔母が来訪。母が呼んで急だけど来ていただいた。しばし歓談の後、帰りの電車の時間になり、両親と叔母をムスメ(上)と駅まで送る。いろいろ助かりました、ありがとう。ムスメも楽しい1週間だったようだ。疲れが出たのか、ムスメは夕方からはちょっとぐったりしていたが、久々にお湯をはったお風呂でちょっと復活の模様。

1か月前とはだいぶ異なる生活パターンで、しばらく早寝早起きの日々が続いたが、これからも続きそうだ。これから本格的に四人暮らしとなりますが、頑張りましょう。ではまた明日。

2011-09-24

庭仕事の宿題を片付ける

今週の月曜日から手伝ってくれた両親は明日帰るが、今日の午後は、父に手伝ってもらって庭仕事をした。駐車場の砂利の下に防草シートを敷く作業をずっと前に行っていて、中断したまま、残りの砂利を入れた土のうも破れて砂利が崩れていたので、これを仕上げようというもの。

防草シートの敷き残しの部分の砂利を取り払い、防草シートを敷き、取り払った砂利を埋め戻し、最後に新しい(といってもずっとほったらかしだったけど)砂利を敷いて完成。ようやく駐車場もすっきりしたかな。

今日はほとんど雲のない青空、日差しは強く風は涼しく、この時期の秋晴れという感じの天候だった。運動会にはこれくらいの晴れ間が見かけ上はふさわしいかもしれないが、日差しと暑さによる疲労を考えると、昨日くらいの天気でよかったのかもしれない。明日はどんな天気になるでしょうか。ではまた明日。

2011-09-23

運動会

今日はムスメ(上)の幼稚園の運動会。昨日は夕方、夜半に雨が降ったりして、今日の天気がちょっと心配だったが、雨も上がり、涼しい気候で無事終了。お疲れさまでした。ではまた明日。

2011-09-22

久々にダイアルアップ

今日は、仕事場で、久々に「ダイアルアップ」なるものをやってみた。

実は、学科の計算機室にはダイアルアップサーバがあり、独自のダイアルアップ接続を受けつけていたのだが、おととし暮れからの計算機室の移転作業で、サービスを中断していた。計算機室の移転が終わってから、いろいろあったが、電話線も再開しており、ようやく接続試験に至った次第。

「ピ〜ヒャララ〜」という音と、webページの表示のもっさり感がなつかしかった。一応、接続試験は成功。そういえば、最後にダイアルアップを使ったのはいつだったかな?10年以内だとは思うけど。

さて、今日は台風一過で暑くなると思っていたら、意外と涼しかった上、夕方は雨模様になった。明日はムスメ(上)の幼稚園の運動会、無事開けますように。ではまた明日。

2011-09-21

台風の中のケーキ

今日は、台風の中、今月何回目かになる、誕生日のケーキの調達。

誕生日といっても、今日はムスメ(上)の誕生日。実は、今日は、我が地元の偉大な「賢治さん」こと宮澤賢治の命日でもある。あと、ムスメが生まれたとき、音楽家関係で同じ誕生日の人を調べてみたら、ホルスト(イギリスの作曲家。組曲「惑星」で有名。ご存知ない方:平原綾香さんが歌う「ジュピター」の元ネタですよ〜。)も同じく今日なんだって。

我が家でのムスメのお誕生会は、幼稚園の運動会が開かれるあさってに予定していて、ケーキも注文しているが、現在滞在中のじじばばに「やっぱりおたんじょうびにもケーキがたべたい」と言っていたらしく、今日も買うことに(今日はカットケーキで)。

朝から風が吹いていたが、午前中から雨、風ともに激しくなっていった。夕方がピーク。大学の授業も午後は臨時休講となり、図書館も3時でおしまい。そんなわけで、いつもより若干早く仕事場を切り上げる。雨、風ともに強く、傘をさそうものなら折れそうなので、車までは傘を持って。

帰宅すると、ムスメが出迎えてくれて、ケーキの入った袋を見て「おべんとう?」と言っていた。冗談かなーと思って「そうそう」と応じたが、後で聞いたら本当にケーキだということに気づかなかったらしい。晩ご飯もさくさく食べて、ケーキ効果があったかな。

そんなことはどうでもよいけど、お誕生日おめでとう。数日前に昨年の誕生日の時の写真を見たが、やっぱり1年前は5歳の顔で、今は6歳の顔だなー。姉貴になってガマンがちょっぴりつらい時もあるかもしれないけど、これからも元気に伸びてほしい。なるべく怒り過ぎないようにするからさ。

明日は天気もよさそうだが、暑くなるのかな?頑張りましょう。ではまた明日。

2011-09-20

涼しい一日

今日は久々に涼しい一日。仕事場の部屋はたまにちょっと蒸し暑かったが、それでも窓や入口を開けていれば涼しくなった。

このほど、参加を申し込んでいた、開発者向けの某イベントの参加が確定した旨、メールで通知が届いた。自分は Google に関しては、いちユーザとして依存症っぽい感じだが、ばりばりの開発者というわけではもちろんない(そもそも、マジメな開発経験はほとんどありません)。でもって、こういうイベントにはどういう人達が集まってくるのだろう、と興味を持ち、参加を申し込んでみた。

すると、一般の参加申込者は、DevQuiz という開発コンテストのようなものを受けて、得点上位者から参加証が送られるということで、このクイズにチャレンジすることになった。最初の「ウォームアップクイズ」は、クイズがアナウンスされた夜に1時間くらいで解き、次の「分野別クイズ」は、5問中2問選択で、これも数日で解いた。

そして、最後の「チャレンジクイズ」というのが、「スライドパズル」、またの名を「15-ゲーム」とも呼ぶパズルで、これを大小さまざま(3x3から6x6まで)、合計 5000 問解くと言うもの。しかも、「空白」を上下左右に動かしてパズルを解くための「手」数の上限が、上下左右ごとに定義されていて、手数の上限を超えた分の解は得点にならないとか、盤面上に「壁」と呼ばれる、パネルを動かせない領域があったり、といった制約もついている。(実は、先月末にスライドパズルの実物を探したりしたのも、先月末以来、開発がどうのこうの書いていたのも、これの関連です。)

で、まずは、第1問から第5000問まで、大小様々なパズルが並んでいるのを、大きさ(次元)ごとに整理し、解き方を考えながら最初の実装に数日。やってみると、3x3 あたりが最初に解けたのは感動したが、3x5 あたりで早くも行き詰まる。ここまでで解いたのが 600 問くらい。勉強して、次の解法の実装にまた数日。これで、4x4 くらいまではすらすら解けるようになり、1000 問くらい解いたが、5x5 から先はまた歯が立たない。さらに勉強して、次の解法の実装にまた数日。これで、締切3日前に約 2000 問、翌日になって約 4000 問解けるようになり、最終的に 4339 問が正解と認められた。

ま、最後の実装も、改善点はまだたくさん残っているし、いろいろな探索アルゴリズムの勉強も必要なことを実感したが、勉強が必要なことを学んだのも収穫になったし、開発はやっぱり楽しい!と思えたのもよかったと思う(あと、お気楽計算機数学屋を名乗っている手前、恥ずかしくない結果が出せてホッとしたのもある)。これはまさにチャレンジなクイズでした。

探索アルゴリズムは、コンピュータサイエンスの学科(学部)では演習課題程度だろうけど、数学科だったら学部の卒業研究のネタにしてもいいかな、などと思ったり。将来、卒研の学生と何問解けるか競ったりすることになるか!? などと想像するのもまた楽し。自分にとって、新鮮かつ有意義な経験になった。イベントの方も楽しんでこよう。

さて、これから台風が接近ということで、うちの辺りも気をつけなきゃないかな。ではまた明日。

2011-09-19

急に涼しくなった午後

今日は、実家より私の両親が訪問。これから今週いっぱい滞在の予定。

いつものように朝から強い日差しだったが、風はこれまでよりもなんとなく涼しい午前中だった。それが、午後、両親を迎えに行ってきてから、急に涼しくなる。風も強く、寒いくらい。窓を閉めるとちょっと蒸しているが、それでも9月のこれまでに比べると快適。

ムスメ(上)は、花巻のおじいちゃん&おばあちゃんと遊びまくり、あっという間に日が暮れた。今夜は布団もじじばばと一緒で、ちょっと夜ふかししたみたいだけど、今週は運動会もあるし、頑張ろう〜。ではまた明日。

2011-09-18

まだまだ暑い休日

9月に入ってから暑さがなかなか収まらない。暑さ寒さも彼岸まで、というが、そろそろ何とかなるのかな。

今日は月例のホルンアンサンブルの練習に出かけたが、4人暮らし初日ということもあり、早めに切り上げてお使いをして帰ってきた。幸い、大きなトラブルはなく大丈夫そう。

しばらくの間、早寝早起きを心がけましょう。ではまた明日。

2011-09-17

四人生活

昨日の自分の誕生日をほとんど忘れていたのだが(メッセージを下さった方々、ありがとうございます)今日の午前中に、ムスメ(上)がじーじ&ばーばと外出した際、自分宛のケーキを買ってきてもらった(プロデュース by かみさん)。感謝。

さて、8月末から我が家で応援を得ていた義理の両親が今日でひとまず引き揚げ。あさってには私の両親に来てもらうが、ひとまず今日、明日と4人で生活。うまく回るとよいのだけれど、最初のテストかな。頑張りましょう。ではまた明日。

2011-09-16

職場巡視

今日は、 昨日の会議で予告された、職場巡視が行われた。

国立大学も、数年前に法人化されてから、労働基準法の対象になり、仕事場が安全かどうか、毎年点検を受けるようになった。これが「職場巡視」と呼ばれるもので、これまでの点検で、自分の仕事場でも「棚が壁に固定されていない」とか「重なった棚同士が固定されていない」とか「棚の上に物が載っている」とか注意を受けたが、まあこの重い棚が倒れることはないだろう、と軽く見て、対策を講じなかった結果、先の震災では、指摘された棚がすべて倒れて、あと少しで痛い目にあいそうになったのだ。

もちろん、自分の仕事場以外にも、大学全体で、今年の点検は重要な意味を持つものだと思うが、今回は、廊下に物を置かない、という点を重点的にチェックするとのことだった。

となると、自分の仕事場でマズいのは、書架に入らずに廊下に「陳列」していた本や書類。春の段階からほとんど片付いていない。さすがにこのままではちょっとなー、と思い、朝一で少し片付ける。会議用テーブル3つ分の陳列のうち、2つ分を何とか段ボールにしまう。

間もなく、専攻長、学務委員の先生方をはじめとする巡視の方々が来訪。案の定、指摘を受けたが、メインは、書庫の復旧のために予備でとっておいた書架。これを廊下に置きっぱなしだった点。実は、先日になって、年度始めに震災復旧として申請していた、新しい書架の導入が認められたので、このことを説明し、新しい書架が入ったら順次撤去します、と説明。廊下に陳列された本や書類についても、同様に、新しい書架が入ったら順次しまいます、と説明。これで何とかクリアしたかな?本の方もなるべく早くしまおう。

午後は学部の授業始め。1年生もだいたい皆元気に来ていてホッとする。来週もいろいろ忙しそうだが、頑張りましょう。ではまた明日。

2011-09-15

最後の学系会議

今日は、月例の専攻全体の教員会議。うちの仕事場(数学専攻)は、現在の大学院の「専攻」と、それ以前に教員が所属した「学系」という組織がほぼ重なっているため、会議の名前が「数学専攻・学系会議」となっているが、この「学系」という組織が、教員組織の改変で、今月いっぱいで消えることになったため、「学系」の会議としては今日が最後の会議になった。

大学のホームページにもほとんど情報が見つけられないが、本学では、ここ数年かけて、教員組織を変える準備が進められてきた。歴史をさかのぼると、自分が大学に入った頃は、学部生が「学群」、大学院生が「研究科」、そして教員が「学系」に所属し、教員の組織が学部や大学院や学部から独立しているのが、本学の特色の一つだった。それが、10年程前、大学院の重点化を図るということで、大学院が大研究科に改組、部局化され、教員の所属も「学系」から大学院「研究科」に変わった。

ところが、これまでの組織運営のしがらみからか、制度上は「学系」も残され、学内の場所場所によって、これまでの学系が中心になったり、新しい大学院の専攻が中心になったりと、大学の組織運営の階層がまことに複雑に入り組むことになった。このことは、昨年、大学の機関別認証評価の面談の際、ともに出席した、他のいろいろな先生方の話からもよくわかった。

そのような中で、大学の執行部の説明を聞いた限りでは、この複雑な組織構造が、学際的な研究プロジェクトを行うような分野横断的なチームを作りにくくし、大型プロジェクトが生まれにくい原因の一つとされ、このような状況を打開するためとして、教員の所属組織を新たに作り、その枠を大きめにして、臨機応変に対応しやすくしようとするもののようだ。

具体的には、現在の大学院の各研究科に対応する教員の所属組織として「系」というのを作る。自分の場合、これまでの「数理物質科学研究科」から「数理物質系」となる。(ついでに、執行部は「学系」の名前が復活するのを嫌ったそうで、一方で医学などは「学」の字を入れたがったため、結局「医学医療系」という、「学」が入っているけど「学系」にはなっていない、絶妙な名前になったらしく、感心。)

大学が規則で設ける教員の組織はここまで。そこから先は、各研究科(各系)に任されるが、数理物質科学研究科の場合は、これまでの専攻に対応する組織(部分集合)として「域」というのを作ることになった。「数学専攻」に対しては「数学域」となる。ただ、これまでの学系や専攻とは異なり、大学の規則で定められた組織ではなく、単なる人の集まりで、これまで、予算や人事も独立して運営されてきたものが、そうではなくなるということだ。

この新しい組織は、来月から始まることになったため、「学系」は今月いっぱいで幕を閉じる、したがって「学系会議」も今日でおしまい、というわけです。これから先、これまでの授業や入試などの運営もどうなるか、未知の部分も多いが、何かあったらまたレポートしたいと思います。

さて、最後の学系会議が終わった後、学系棟のD棟に来てみたら、2台のエレベーターのうち、震災以降ずっと止まっていた右側の1台が、半年ぶりに復活していた。地震か停電の際に最寄り階に自動停止する機能がないとかで、危険防止のため、ずっと止まっていたらしいが、アップグレードしたのかな。震災復旧としては印象的な1ステップ。明日も頑張りましょう。ではまた明日。

2011-09-14

卒業論文の効能

しばらく前(ひと月程前かな)、仕事の新ネタを考えていて、新しい手法を使ってみようと思ってはみたものの、教科書や人の論文を開いても中身がさっぱり頭に入らず、まぶたが撃沈・・・ということが続いて、なかなか進まなかった。

ところが、最近、ふとしたことで、その手法に関する学部の卒業論文が目にとまり、とりあえず目を通すつもりで読み出したら、これが結構するすると頭に入るので驚いてしまった。

学部の卒業研究のレベルや雰囲気は、分野によって大きく異なると思うが、数学(数理科学)の場合、卒論で新しい仕事が書けるというのは、よほど優秀な人に限られるだろう。自分も含めて、たいていの場合は、既存の研究成果をまとめる+自分もしくは指導教員のアイデアをちょっとつけ加えるといった感じだと思う(自分のアイデアがつけ加えられればそれだけでも立派)。

だからといって、多くの卒論は読む価値がないものかというと、そんなこともない。「既存の研究成果」をまとめるというのが、結構よい情報源になったりする。一応論文であるから、内容は正確であることが求められるし、教科書と異なり、ページ数もある程度抑えるだろうから、要点を簡潔に、わかりやすく述べることも求められる。結果として、そのテーマの背景や予備知識、基本的な内容などに関するあらすじが得られることが期待される。

「期待される」というのは、もちろん、論文の完成度にも依存するわけだが、その分野で名の通った先生が指導されているような場合は、だいたい卒論の質も期待できるだろう。事実、今回、件の論文に一通り目を通した後で、おそらくその論文の筆者が勉強したであろうと思われる(そして自分も読もうとして挫折した)教科書を開いてみたら、同じような内容が載っていたし、しばらく前に読もうとして挫折した別の解説記事も、今度はほぼ答え合わせのように読むことができて、驚いた。

というわけで、卒論も、よい論文を選んで(今回はたまたまヒットしたけど)読むと結構ためになるんだなー、と実感したお話でした。論文の筆者に感謝。今度はこれを使って早く計算してみよう。ではまた明日。

2011-09-13

引退

今日、ちょっとコピーの用事があって、仕事場の近くの行きつけのコピー屋さんに立ち寄った。すると、見慣れない人がいて、お客さん?と思ったら、お店の人。

コピーが終わってから、お店変わったんですか?と尋ねると、どうもそういうことらしい。これまで懇意にしていたマスターが引退されて、お店を引き継がれのだそうな。

これまでのマスターに初めて会ったのは、大学2年のときなので、かれこれ20年近くさかのぼる。大学会館の裏の丸善に「マルゼンバインドショップ」なる製本屋ができて、物珍しさから足を運んだら、そこで出迎えてくれたのがマスターだった。当時、丸善の新しい事業として開いた店だと伺ったが、そこで教わった、製本機や裁断機の使い方やメンテナンスのノウハウなどは、今も仕事場の(専攻)コピー室で活用している。

「バインドショップ」は数年して店を閉めたが(今は美容室になっているみたいです)、マスターは、今度は大学の近所(平砂のお好み焼き屋さんの奥)のコピーセンターで、奥様といっしょに商売を続けられ、こちらでもいろいろお世話になった。最後に会ったのは昨年末か今年初めかな。そういえば、地震のとき以来足を運んでなかったんだろうな。お店で挨拶できず残念だったが、これまでありがとうございました。これからも末永くお元気でいられることをお祈りします。

暑さがまだ厳しいですけど、明日も頑張りましょう。ではまた明日。

2011-09-12

授業開始

今日から授業も始まった。今日は大学院の授業。

最近はパソコンを持ち込んでプログラムのデモンストレーションを並行して行っているのだが、1学期は時間ギリギリに教室に行き、準備が授業時間に食い込んでいたので、今日は早めに行って準備してみた。とは言っても、今日は夏休み明け最初の授業ということで、オープニングは雑談(とはいっても、最近参加したプログラミングのコンテストのようなイベントの話なので、ちょっとは授業にも関連があるかな)で始めたので、少し遅れてスタートだったかなー。

夕方、分野の先生方とカリキュラムの相談。実は、再来年度から、これまで3学期制だったのが2学期制に移行する(学群、大学院とも)。今年度中に、新しい制度を決めておく必要があるので、専攻内でも、2学期制のカリキュラムを決める作業が進んでいる。というわけで、今日の打ち合わせは、分野内(計算機数学)の相談だった。これをもとにシラバスの案を書き、その後、専攻内でシラバスの案を集めて検討するという流れ。

(2学期制移行に関しては、4月に発行された「筑波大学新聞」第292号に掲載されました。PDF版もようやく大学のホームページに上がっています。)

さ、今週は週の後半の授業の準備もあるし、これからの2学期、3学期の授業の仕込みも入る。頑張りましょう。ではまた明日。

2011-09-11

のぞみ

昨日修理に出したわが車の方は、CD チェンジャーが(プレイヤーも)動くようになった。結局、原因は特定できなかったらしいが、配線の接触部の手入れをしたら何とかなったそうだ。あとは、ドアロックのリモコン連動が1箇所動かなかった部分は、ロック機構の交換ということで、お店に部品が入ったら、また我孫子に足を運ぶことになります。

さて、3月の地震から半年。幸い、うちの辺りは日常生活もほぼ元通りになっているが、屋根にブルーシートがかけられた家はまだ散見されるので、瓦の調達はいまだ困難なのかもしれない。放射線の影響を考慮して、ムスメ(上)の運動会が時間短縮されたりもしたが、ほぼ気にせず屋外で遊べる(遊んでしまっている?)環境にいられるのはありがたい。(夏も、地元のプールが一部壊れたとはいっても、外のプールでふつうに遊べたし。)

そんな中、先日生まれたムスメ(下)の名前を「希実(のぞみ)」とつけた。いろいろ考えたのだけれども、やはり、震災の影響は少なからずあったと思う。ムスメには、自分(本人)の希望を実らせてほしいと思うとともに、ムスメが大きくなる頃に、この世界が、私達みんなにとってよりよい世界になるよう、未来を託したいという思いが強かった。そんな未来につながるよう、今の自分も、自分にできることを頑張ろう、というのが今の気持ちです。それにしても、今年生まれの「のぞみ」ちゃんは、いつもの年より多いかもね。

さて、節電のための臨時休講も終わり、明日からいよいよ通常モード、頑張りましょう。ではまた明日。

2011-09-10

手形

再び夏が戻ってきたかのような暑い一日。

朝、わが車を修理に預けに我孫子に向かう。修理のメインは CD チェンジャーの故障で、今年始めに最初の障害が起き、2月の車検の時に直してもらったのだけど、直後に再び故障し、その直後に震災になり、修理が延び延びになっていた。

お盆前の点検で CD チェンジャーを外してメーカーに出してもらったのだが、本体は問題なしとのことで、今度は車に積んでテストしてもらう。

今回は代車が出せないとのことで、これから先、週末に予定が詰まっているので、週末の修理を来月末まで待つか、それとも平日に行ってしまうか、というところだったが、義父に車を出してもらい、車を預けてきた。

その後、義理の妹の訪問。ムスメ(上)はいつものようにお相手をしてもらって上機嫌。義母からの出産祝いの「手形キット」を使って、ムスメ(上)の手形と、ムスメ(下)の手形と足形をとる。

夕方は久々に芝刈り。これまでに義父が雑草をたんまり抜いてくれたおかげでだいぶすっきりした様相。

わが車の引き取りは明日夕方。はたして修理はうまくいくか?ではまた明日。

2011-09-09

解答ミス?の原因は検算プログラムにあり

今日も割と暑い一日。昨日のリレーのおかげで、脚、特に太ももの前の方が筋肉痛でちょっと固い感じ。

さて、これまで作っていたプログラムを走らせ、結果を検算してみたら「間違い!」という結果が結構出てあせった。しかも、特定のパターンの問題に対する解答がマズいということらしい。なぜこんな現象が起こるのか、しばらく疑心暗鬼だった。プログラムを見渡しても特に誤りは見つからない。弱った。

ところが、ダメ元で、途中までの結果を提出(これは某所に提出するのですが)してみると、提出分は「全問正解!」の返事。ハテ何だろう、とますますわからなくなったが、もしかして、検算プログラムに問題があったりして、と思い、夜になってからプログラムをいろいろいじっていたら、バグ発見。原因は検算プログラミングのバグで、これまでの計算結果はどうやら全部正しそうだと確信。

これで、締切までに自分ができることは一通りやり尽くしたので、あとは、週末、計算機の方にできるだけ頑張ってもらうことにしましょう。ではまた明日。

2011-09-08

保育参加

今日は、ムスメ(上)の幼稚園の保育参加。かみさんのピンチヒッターだが、ムスメ(上)の在園中に自分が行くのはこれが最初で最後の記念。

保育参観とは異なり、親子の活動が中心。前半は、運動会の最後のクールダウンにやる「親子体操」の練習。次々の動作を行うのが結構難しい。

後半は、外の裏グラウンドで親子ゲーム。最初にやったのは「おんぶ騎馬戦」。本当は、来る運動会の年長の親子競技に「騎馬戦」があったのだが、今年の運動会は放射線の影響に考慮して午前中に短縮になり、騎馬戦もなくなってしまう。保育参加はほとんどがママさんで、父親の参加は自分も含めて3人くらいだったので、おんぶが妥当なところだろう。実際に騎馬戦に入ると、ほとんど上が見えないので、帽子を取ったかどうかはあとでムスメに聞いてわかった。2回やって、赤組と白組の2回の得点(取った帽子の数)の合計が奇跡的?に同点。

最後は「親子リレー」。これは運動会のリレー種目に、親も入ったもので、親子がかわりばんこにリレーする。うちのムスメは人数の都合で2回走る役目らしく、今日は自分も2回走った。一応ストレッチはしていたけど、予想外の筋肉をたくさん使って筋肉痛に。今日は暑かったが、楽しい午前中だった。

さて、仕事場では、プログラムの方もいろいろやってみたが、速く走るようになったものの、時々答えが合わないというトラブル。どこが間違っているのだろう。何とかしたい。ではまた明日。

2011-09-07

虫取り

虫取り、といっても、計算機(古風な呼び方?)のプログラムの虫(バグ)を取る話。

最近、プログラムを書いているのだけど、エディタで書いて、コンパイルして、試走・・・のサイクルを繰り返している。イマドキなら、統合開発環境 (IDE) と呼ばれるものが流行っているんだろうけど・・・Windows ではないし、(開発中のターゲットが)GUI も使わないので、特にそこまでは使っていない。

が、いろいろ複雑な操作が重なってきたので、虫取り網ならぬデバッガを使うようになった。今日もデバッガを駆使してようやくバグを取ることができた。ま、いろいろやってみると、道具の使い方や便利さもわかるものですね。

さ、今日も早く寝て、明日も早起きしよう(今日は何とか6時に起きた)。ではまた明日。

2011-09-06

帰宅

先日デビューしたムスメ(下)。その後の経過も順調で、今日、母子ともに無事退院。

みんなさっさと寝てしまった。自分も寝られるうちに寝ておこうということで、今日は早寝としよう。明日早起きして一仕事できるかな!? ではまた明日。

2011-09-05

iPad で退屈な資料を効果的に見せるプレゼンテーション

iPad といっても、自分はまだ持っていないので、今日はプレゼンを見たというお話。

仕事場では、あまり広報されていないようだが、教員組織のしくみを変える準備が進んでいる。自分達の所属名も来月から変わるらしいのだが、夕方、研究科の説明会があったので、行ってきた。

新しい組織になると、それらの根拠は新しい規約に書かれているので、それらの説明となると、規約の条文に沿った説明になる。プレゼンでも規約の条文なんかを映すのは、おおよそ退屈きわまりないものだろう。

ところが、研究科長の先生は、今回、iPad を使ってプレゼンをされていた。説明はだいたい条文にしたがって行われるのだが、大事なところを親指と人差し指で「にゅーっ」と拡大するのが、視覚的に刺激もあり、なかなかわかりやすかった。それから、規約のタイトルを赤枠で囲ったり、条文の重要箇所が黄色でハイライトされていたり(紙の資料に蛍光ペンでハイライトする感じ)、修正箇所が赤入れされていたり、たぶん研究科長の先生が PDF ファイルにいろいろ細工を仕込んでいたものと思われるが、これらも重要箇所に注目するのに役立ったと思う。

一見退屈そうに見える資料でも、それなりの工夫で、けっこうまともなプレゼンになるんだと認識。iPad でリアルタイムで拡大させるのは、適切に使えば(使い過ぎには要注意!)効果がありそう。

さて、最近作っているプログラムの方は、新しい方法を試そうと思い、ちょっとお勉強。その実装方法を、あーでもないこーでもないとメモを重ねながら検討中。明日も頑張りましょう。ではまた明日。

2011-09-04

オペラへ go!

これまで、かみさんの両親に来ていただいて、サポートをお願いしているのだが、今日は、午後、私の両親が駆けつけてきたので、みんなでムスメ(下)のお見舞い。

その後、夕方、今度オーケストラで参加することになったオペラ公演の初顔合わせの懇親会に参加。このオペラ、ムスメ(上)の幼稚園のパパママコンサートでご指導いただいた先生にお誘いいただき、オケで乗ることになった。

事前にオケの顔ぶれを聞いていなかったので、どんな雰囲気かと顔を出してみたが、オケは総勢30人程度の編成で、弦楽器はほとんどがプロや音大出身者の方、木管楽器は各パートが先生(プロ)とお弟子さんの組み合わせなど、といった感じ。金管楽器で今日来ていたのは自分だけのようだったので、はたしてついて行けるか!? とちょっと不安にもなったが、先生をはじめ、以前お世話になった方に久々にお会いしたり、初めてお会いした方とも、自分の以前の所属団体や、知り合いの共通点があったり、というのはちょっとホッとした。ま、頑張ります。

今回の公演ですが、「つくばオペラ第1回公演」として、ヴェルディの歌劇「椿姫」を上演します。本番は今年の年末、12月25日、17:00 開演で場所はノバホール(つくば市)です。チケットありますので、興味のある方はご連絡下さい。

さて、来週から授業も始まるので、そろそろそっちの準備も進めなきゃ。ではまた明日。

変な天候の一日

今日は台風の影響か、強風の上、晴れていたかと思うと、急に強い雨になったりする、変な天候の一日。明日はもっとまともな天気になるだろうか。ではまた明日。

2011-09-03

2人目デビュー

昨日から9月が始まったのだった。本来なら2学期の授業が始まっていたのだが、 今年は、震災に伴う節電のためとして、来週いっぱい臨時休講になった。

そして、昨夜(1日)22時36分、我が家の2人目(女の子)がデビューしました。体重 2810g で、母子ともに経過は順調です。最近、不測の事態に備えてアルコールを控えてきたが、今日の夕方は今週から来てもらっている義理の父と乾杯。

さて、下の子のデビューとタイミングを合わせたかのように、今週、かねてから書いていたプログラムもようやく走り始めたが、いろんな挙動不審に悩まされ・・・すべては自分の不備によるものですが、今日いっぱいかけていろいろ手直しして、ようやく先程からこちらの想定通りの動作で走り出した。まずはこれを走らせてデータを取る一方で、プログラムの手直しも進めよう。ではまた明日。

2011-09-02

長い一日

今日は長い一日。プログラムの方は、一通りできたと思うのだが、実際に走らせてみるとなかなかうまくいかぬ。明日以降の課題か。ひとまず今日は休もう。ではまた明日。