2011-01-07

IKEAの家具を手際よく組み立てるためのポイント

先日も報じた通り、IKEA の机を組み立てたわけですが、今回、手際よく組み立てるためのポイントをいくつか教訓として得たので、これまでに自分が実践している分も含めて、備忘録として残したいと思います。

なお、私のIKEA歴は、今回で4, 5個目の組み立てです。これまでに組み立てたのは、ベッドサイドテーブルやテレビ台で、組立マニュアルの工程数は10前後でした。今回、机のような比較的大きなものは初めての経験で、工程数は35と、これまでの経験よりも多かったです。

以下のリストの各項目のうち

  • 普通の字の項目:これまでに実践していた項目
  • 太字の項目:今回初めて実践してよかったと思った項目
  • 赤字の項目:今回実践していなくて痛い目にあった項目
です。

  1. 梱包を開けたら、組立マニュアルに載っている部品の点数をチェックする。
  2. ついでに、ネジ等の部品をパーツケースに分類して収納する。
    机のようなやや大型の家具の場合、ネジ類の部品の種類が10種類を超え、各ネジの本数も、種類によっては10を越えるので、部品ごとに分類しておくと、後で組み立ての際に楽です。パーツケースは、ホームセンターの工具売り場などで入手できると思います。面積がA5くらいで、仕切りで10室程度に分かれるもので十分です。
  3. 実際の組み立て前に、マニュアルを一通り追って頭の中で組み立てを行い、どの部品がどのように使われるかをチェックする。
    今回、ここがいちばん痛かった部分です。今回の組み立てでは、机の下部の棚板の、上の板と下の板が、似た部品でしたが、微妙に異なる点がありました。両方の板には、下の面から同じ位置にネジ穴が切ってありましたが、下の板のネジ穴は板を貫通していたのに対し、上の板のネジ穴は板を貫通していなかったのです。
    先の工程を確認せずに、上と下の板を誤って逆に取り付け、その先の工程で、下の板(誤って取り付けた上の板)の下からネジを回し込んだら、板がメリメリメリと音を立てて破れそうな・・・。さすがにこれはおかしいと思い、ここで確認してようやく板の取付位置が上下逆だったことに気付きました。
    これで10工程くらい逆戻り、15分程度のロスタイムでしたが、幸い、板の方は表面がちょっと膨らんだだけで、損傷は目立たずに済みました。これに加えて、木ネジで下から6箇所、余計な穴もあけてしまいましたが、こちらはもともと貫通しない穴だったので、上からは見えないので一安心^^;
  4. 各工程毎に、ネジ類のパーツは必要個数だけ出してから使う。
    これはどちらかというとLEGOの組み立ての際に有効だと思いますが、パーツを必要個数だけ出しておくと、出す時にパーツを確認するので、使い間違いの可能性を減らせることと、パーツの使い過ぎや使い忘れを防げるという利点があります。
  5. 工程が1つずつ進むたびに、マニュアルにチェックを入れる。
    食事など、途中で作業を中断して戻った時に、組み立てがどこまで進んだか忘れることが多かったので、これをやっていて得をしました。

ついでに、上の「組み立てシミュレーション」では、最初は似た部品を見分けるのがしばしば面倒かもしれません。こんなとき、ネジ穴が役に立つことがあります。

  • 木ネジの取付位置には必ず小さな穴が空いていますので、正しい取付位置は、板をよく見ればわかります。今回、私はこれも忘れて、本来木ネジを打たない場所にせっせとネジを回したので、なかなかネジが入らず苦労した上、後で穴だけが残りました。
  • 木ダボを入れる穴とネジを入れる穴は直径が異なります。私は幸い今までこれで失敗したことはありませんが、これも部品の区別の役に立つことはあるでしょう。

今回組み立てた机も、ようやく使ってみましたが、快適快適。皆さんも、上手に組み立てて、ハッピーなIKEAライフを!

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