2011-01-25

「教官にリベンジ!」のいま

今日の午後は計算機演習の授業。今日はここで、授業アンケートを行った。これは、数学類の学生組織が主体になって行っているもので、もともとは、約10年前に旧自然学類で始まったものが元祖だ。

初回は「教官にリベンジ!」という、なかなか刺激的なキャッチコピーで、授業アンケートを実施した後、「教員と院生の懇談会」を開いて、アンケート結果も含めて、学生生活のさまざまな点について、議論を行った。懇談会は、金曜6限の1年生の「クラスセミナー」の授業中に組み込まれていたため、当時の自然学類の1年生(200人弱)がほぼ全員参加。

このアンケートと懇談会で、数学の授業がどんな影響を受けたかというと、当時、自然学類1年生の数学の「微積分」と「線形代数」は(今もそうだが)、うちの学科が担当していたが、アンケートをとり始めた最初の頃は「クラス間で授業の進度が異なる」だの、「講義と演習の進度が合っていない」だの、数学の授業に対する批判が集中した。おかげで、数学の授業運営については、各学期の始めに担当教員が集まって打ち合わせをしたり、講義と演習の担当教員間で進度の連絡をとったり、実質的な授業改善につながってきたと思う。

今では「教官にリベンジ!」の当時の学生さん達の意気込みを知っている人は少ないと思うけど、学生と教員が直接顔を合わせて、要望を述べあったり、意見を聴いたりという機会はなかなかないので、貴重なんですね。少なくとも、自分の意識の向上にはよい影響を与えていると思う。

とまあ、ちょっと長くなりましたが、要は(少なくとも自分にとっては)大事なアンケートなわけです。ま、授業に対する意見を書いた紙を、授業を行う側が回収するのは、アンケートに答える学生さん達がどう思うか、というのもちょっと気になったが、マークシート用紙と記述用紙はなるべく中身を見ないように気をつけながら回収。たまたま、アンケートを実施している学生組織のメンバーがこの授業を受けていたので、授業終了後、この学生さんに回答用紙を封筒に入れて渡し、無事終了。集計ご苦労さま。

実は来週、3学期の懇談会が予定されており、今のアンケートの結果も出すのか尋ねたところ「間に合えば」とのことだった。結果は早く見たいものだが、さてどうなるか・・・

今日はほかにもいろいろあったが、全体的には授業まわりの仕事が多かったですね。認証システム云々は家で夜と朝?です。ではまた明日。

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