2011-05-04

初フライト

花巻の帰省の日々もあっという間に過ぎ、今日は自宅に戻ることになった。

今回、行きは新幹線、帰りは飛行機を選択。先日もざっと書いたが、羽田–花巻便は、私が小学校5年生のとき(1982年)に開通した東北新幹線に客をとられ、数年後に運行を休止し、そのままだったが、今回の地震がきっかけで、3月から四半世紀ぶりに臨時便の形で運行を再開した。(昨日の地元の新聞を見たら、この臨時便は5月8日で終了の予定。)

自分にとって、これまで、花巻空港とそこから飛び立つ飛行機は特別な存在で、幼稚園のとき、空港を見学に行き、滑走路を飛び立つ飛行機の絵を描いたことも、はっきり覚えている。身近で見る飛行機や、その飛行機で東京へ行く、というのが、あこがれの存在だったと思います。

フライト自体はあっという間で羽田に着いてしまったが、印象に残るものだった。ムスメも、空の上では耳に気圧差を感じたようで痛がっていたが、それでも、地上に降りると、また飛行機に乗りたいと言っていたのはさすが。途中、雲を通過する時の小刻みな揺れも「ジェットコースターみたいでたのしかった」んだとか。

羽田に降り立って、飛行機から出る時に、客室乗務員の人に「ガチャピンとムックが出迎えてますよ〜」と言われて、え、ホント?と思ったのだが、ボーディングブリッジを通り抜け、到着ゲートについたところで、ガチャピンとムックが「がんばろう日本」という横断幕とともに本当に出迎えていたのでビックリした。

今回、こういう事情で乗った(運行された)便なので、今後乗るチャンスはたぶんないと思う、というか、こういうことが二度と起きないことを願うが、今回のフライトは、ムスメにとっては人生初フライトということでわくわくしていたようだが、自分にとっても感慨深いものだった。

お昼に羽田に着いた後は、昼食、お店をぶらぶら、展望デッキで飛行機の鑑賞、お茶休憩、の後、モノレールと電車を乗り継いで、無事帰宅。地震の後という特別の状況だったけど、やはり今回は行ってよかったと思う。家族をはじめ、先生や友人達、今回地元で会えた方々に感謝。

さて、これから普段の生活と仕事に戻らなきゃ。明日の休みはどうなるかな。ではまた明日。

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