2011-09-16

職場巡視

今日は、 昨日の会議で予告された、職場巡視が行われた。

国立大学も、数年前に法人化されてから、労働基準法の対象になり、仕事場が安全かどうか、毎年点検を受けるようになった。これが「職場巡視」と呼ばれるもので、これまでの点検で、自分の仕事場でも「棚が壁に固定されていない」とか「重なった棚同士が固定されていない」とか「棚の上に物が載っている」とか注意を受けたが、まあこの重い棚が倒れることはないだろう、と軽く見て、対策を講じなかった結果、先の震災では、指摘された棚がすべて倒れて、あと少しで痛い目にあいそうになったのだ。

もちろん、自分の仕事場以外にも、大学全体で、今年の点検は重要な意味を持つものだと思うが、今回は、廊下に物を置かない、という点を重点的にチェックするとのことだった。

となると、自分の仕事場でマズいのは、書架に入らずに廊下に「陳列」していた本や書類。春の段階からほとんど片付いていない。さすがにこのままではちょっとなー、と思い、朝一で少し片付ける。会議用テーブル3つ分の陳列のうち、2つ分を何とか段ボールにしまう。

間もなく、専攻長、学務委員の先生方をはじめとする巡視の方々が来訪。案の定、指摘を受けたが、メインは、書庫の復旧のために予備でとっておいた書架。これを廊下に置きっぱなしだった点。実は、先日になって、年度始めに震災復旧として申請していた、新しい書架の導入が認められたので、このことを説明し、新しい書架が入ったら順次撤去します、と説明。廊下に陳列された本や書類についても、同様に、新しい書架が入ったら順次しまいます、と説明。これで何とかクリアしたかな?本の方もなるべく早くしまおう。

午後は学部の授業始め。1年生もだいたい皆元気に来ていてホッとする。来週もいろいろ忙しそうだが、頑張りましょう。ではまた明日。

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