2011-09-05

iPad で退屈な資料を効果的に見せるプレゼンテーション

iPad といっても、自分はまだ持っていないので、今日はプレゼンを見たというお話。

仕事場では、あまり広報されていないようだが、教員組織のしくみを変える準備が進んでいる。自分達の所属名も来月から変わるらしいのだが、夕方、研究科の説明会があったので、行ってきた。

新しい組織になると、それらの根拠は新しい規約に書かれているので、それらの説明となると、規約の条文に沿った説明になる。プレゼンでも規約の条文なんかを映すのは、おおよそ退屈きわまりないものだろう。

ところが、研究科長の先生は、今回、iPad を使ってプレゼンをされていた。説明はだいたい条文にしたがって行われるのだが、大事なところを親指と人差し指で「にゅーっ」と拡大するのが、視覚的に刺激もあり、なかなかわかりやすかった。それから、規約のタイトルを赤枠で囲ったり、条文の重要箇所が黄色でハイライトされていたり(紙の資料に蛍光ペンでハイライトする感じ)、修正箇所が赤入れされていたり、たぶん研究科長の先生が PDF ファイルにいろいろ細工を仕込んでいたものと思われるが、これらも重要箇所に注目するのに役立ったと思う。

一見退屈そうに見える資料でも、それなりの工夫で、けっこうまともなプレゼンになるんだと認識。iPad でリアルタイムで拡大させるのは、適切に使えば(使い過ぎには要注意!)効果がありそう。

さて、最近作っているプログラムの方は、新しい方法を試そうと思い、ちょっとお勉強。その実装方法を、あーでもないこーでもないとメモを重ねながら検討中。明日も頑張りましょう。ではまた明日。

4 件のコメント:

早咲 さんのコメント...

スゴイナ研究科長!

Akira Terui (照井 章) さんのコメント...

今の研究科長、物理の原子核実験の某先生ですよ。
実験のレポートのスコアに「ミミミ」とか「アアア」とか「ケケケ」とかつけていた・・・

Unknown さんのコメント...

ですね。
私もプレゼンにPowerPointをPDF化して、iPadにぶち込んで
(Keynoteって手もあるのですが、実は使いこなせていないと言う部分もあります)
行い始めて数ヶ月経ちますが、GoodReaderってアプリ使うとアノテーションとかもしながら使えるんで、なれると案外いい感じです。(アメリカ生まれなので縦書きは苦手だけど)

如何に飽きさせないか、ポイントポイントにどう効果を引き寄せられるか。大事ですね。

Akira Terui (照井 章) さんのコメント...

そうですね。
自分は Keynote 派ですが、たまたま Mac だから使っているわけで、使い方は PowerPoint とそれ程変わらないと思います。
GoodReader はなかなかよさそうですね。人によっては神アプリなのかな?