2012-10-11

人生の年輪の重ね方

今日は大学院の「就職支援懇談会」。主に、大学、高専、高校の教員をめざす人向けに、数学専攻の卒業生に講演してもらうという企画。

今回は、自分が学務委員の先生から会場設営を仰せつかる。談話会のときのように、会場のパソコン、お茶菓子類の準備。お昼前に買い出し。この仕事は初めてだったので、よい経験になった。今日は月例の教員会議の日なので、午後は教員会議の裏で準備を続ける。

教員会議の後、懇談会が始まる。今回の講演者3人で、1人は大学院を出て2年目の高校の先生、あとの2人は自分と歳が近いのだが、それぞれ高専と大学の先生。若手の人は、今年になって勤務校が変わった経験も交えながら、高校教員の仕事の内容や、勤務校の生徒の素顔など、ためになる話だった。中堅の2人の人達は、苦労したり、回り道をしたりしながら、自分のキャリアを作ってきた話をされた。単に仕事の内容や特徴、といったテーマを越えて、教員や研究者を目指すキャリアの作り方、というか、人生の年輪の重ね方、というテーマで、よい話を聴けたと思うし、今回聴きに来た学生さん達もそう受け止めてくれるといいなと思う。

講演の後は懇談。自分も、今回準備を手伝ってくれた学生さん達に、自分のこれまでの話をした。彼らは、5年前、学類再編で数学類に入学した第1期生で、当時から授業などでお付き合いさせていただいてきたが、彼らとこういう話をするようになったかー、と、今振り返ると感慨深い。あと、今日はお手伝いありがとう。おかげでお茶菓子類はだいぶはけたようだ。

今日はちょっと遅くなったが、明日も頑張りましょう。ではまた明日。

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