今朝方、目を覚ますと、うなりを上げているはずのパソコンが静か。はて?と思って確認すると、昨日の授業のビデオの後半の方が、エンコードが途中で止まっている。もう一度仕掛けて、朝まで待つ。出勤直前に「終了までの予想時間:あと8分」といったところで一時停止し、残りを仕事場で作業。午後にはアップロードも無事完了し、テストも終わって公開。
午後、図書館で打ち合わせ。図書館 OPAC の API のお話。これまでこの手の問い合わせは皆無だったそうだが、そもそもそういう需要はなかったんでしょうね。使えるとおもしろそうだけど... これは次期システムに期待かな?
夕方、昨年度の授業で受け持った、地球科学の学生さんの質問を受ける。質問の内容が、微分方程式やフーリエ級数の話題で、どうも自分の手に余るので、ここはより専門に近い同僚の方を紹介し、教えてもらうことに。
それにしても、物理の1年生の話も聞いていてそうだけど、数学に関しては、数学類では結構先まで授業でやらないような話を、物理や地球科学の学類では授業でどんどん使っていて、学生さん達の話を聞くと、なかなかハードそう。もちろん、各分野の先生方からすれば、早く各分野で必要な数学の道具を身につけてほしい気持ちも理解できるが、その辺、学生に対しては「まず使えればいいから」という姿勢も一部にはあるらしく、それもまあやむを得ない部分はあると思うけど、「これってなぜこうするの?」という疑問を持った学生にちゃんと応える姿勢も大切だろう。ひとまず、今日の学生さんの疑問は解消したようで、協力いただいた同僚の方に感謝。
仕事場ではビデオ編集やら何やらで、お勉強があまりはかどらなかったので、夜、机に向かって、というか、パソコンに向かって論文探しなど。明日も頑張りましょう。ではまた明日。
2 件のコメント:
シラバスや科目名だけ見ると、工学系のほうがよっぽど数学を使っている気がしてます。
というよりも、使わないと進まないんですよね、きっと。
ただ、数学科は他の学科とは違って、数学を使う道具ではなく、追求する対象とするわけですから、数学を先取りしてしまっているのはしょうがないのかもしれないです。
(数学を使えないと、その先にあるその学科の専門内容に進めないわけですから……)
おっしゃる通りだと思います。
車を運転するのにエンジンの修理技術は一般の人にとっては不要というのと同様のことだと思います。数学類で教える微積分は、エンジンの構造を理解しておくことで、将来、自分が直面する問題に応じて、エンジンをカスタマイズして自分の問題に使えるようにするための知識の基盤になることも目的の一つ、という話を、先日の授業でしました。
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