2011-04-14

「精神力」よりは「希望力」で。でもって、日曜ならぬ木曜大工

昨日「精神力」のことを書いたが、「精神力」と書くと「忍耐」やら「我慢」やらという言葉を連想するし、今直面している障害を「峠」に例えると、ギリギリの力で越えられるかどうか・・・という感覚を連想する。少なくとも自分は。

それよりは「希望力」の方が、自分には合ってるんじゃないかなあと思った。「乗り越えなければならない」というよりは「乗り越えて、ハッピーになりたい!」という力。峠を越えるのも、這いつくばって越えようと思うから大変に思えるので、実際の行動はそうならざるを得ないにしても、少なくとも気持ちは、飛行機でその上空を軽々飛び越えるような気持ちで。

こう思ったら、2回目に書棚が崩れた今回のことも、気分が滅入らなくなった。1度片付けて、復旧にどれだけかかるかもわかったので、これに関しては、経験値は増した。以前のように書棚を重ねているわけではないから、ひっくり返るようなことがあっても、最初の時より被害は少なかろう。また崩れたら、今回と同じようにまた直せばいい。そう思えるようになった。

もちろん、今回の被災地では、そこにいる人達がとてもまだこんな感覚になれないような状況があり得ることも想像がつく。そういった方々に、少しでも早く平安が戻ってくることを願ってやまない。一方で、自分は、幸い、この程度の被害で済んだので、少しでも早く復旧して、周りの人達を励ましたい。そういう思いで書きました。

さて、今朝、校舎の裏の廃棄物品置場を見てみると、ほとんどの物が片付いていた。でも、夕方、帰りに見たら、早速物が増えていましたが。

んで、今日は、廊下側の書棚を戻す。これに先立ち、戻す書棚の下に敷いていたベニヤ板の調整。はみ出た部分を切り取ると同時に、テーブルタップを通すための切り欠きを開けたい。

そこで、家から持ってきた携帯用のこぎりを使って、まずは端の方を切り落とし。

次に、テーブルタップを通す切り欠き部分を切り落とし。

こうして、ベニヤ板がちょうどよい寸法で収まるようになった。

その後、本や書類を並べ、ようやく先週末の状態まで復旧した。

午後、会議をはさみ、お片づけも随時行う。仕事場の仮設テーブルの上の書類もだいぶはけ、テーブルが見えてきた。この調子で頑張ろう。ではまた明日。

2 件のコメント:

早咲 さんのコメント...

希望力はいい言葉ですね!
「ピタゴラスイッチ」で、本棚の棚板を少しだけ奥が下がるようにすると、本が滑って奥に収まるとやっていました。これ、地震でも使えないかな?本棚ごと斜めに設置するとか(^-^)

Akira Terui (照井 章) さんのコメント...

コメントありがとう。

件の「ピタゴラスイッチ」、ぼくも見ました。おもしろいアイデアですね(番組自体もおもしろいので毎回観てます)。
本を運ぶカートには、棚板が斜めになっているものがありますね。あの要領で棚板に傾斜をつけるといいのかも。
実際、今回のような地震の揺れは、本を棚から振り落とすのに十分な力を持っていることをこの目で確かめたので、傾斜で幾分軽減されるのではないかと思います。