2011-04-19

書棚の固定工事が完了

週明けの出勤。まずは、おとといの地震の影響がいかばかりか・・・と、おそるおそる扉を開けると、とりあえず、書棚がひっくり返ったりはしていなかった。ふぅ〜。がしかし、10cm くらい前進している。やはり無傷とはいかなかったようだ。 それと、壁のひび割れも、明らかに先月の地震前よりは大きくなっている気が。

ひとまず、何とか書棚を押し込み、今度は計算機室に向かう。こちらも幸い、大きな損傷はなかったが、新入りのデスクトップパソコンが倒れている。先週月曜日、合宿中の大きな余震以来。これは立ててもまた倒れるだろうな、ということで、横置き設置とする。その他、キャスターをフリーにしているテーブル類も、若干移動していた。

そして、例の廊下の枠は・・・こりゃさらに状況が悪化しているみたいですな。枠が落ちかかっている。枠に挟まった石も落ちかかっているように見える。ちょうど、掃除のおばさんと事務の方が居合わせた。さすがにどうにか対処するのかな。

(ちなみに、こちらの写真は、7階(1階下)の同じ場所の写真。今日撮影。本来、金属の枠はこうなっていたのです。)それにしても、うちの書棚のような状況は学内あちこちあるだろうに、執行部はこういう安全確保を後回しにして普通に業務を続けようというのは、何だかな〜。うちの学科では、独自の判断で、よくお世話になっている電気屋さんに、各研究室の家具の固定工事をやってもらっているのだが、そうでない所もあるのでは。そういう所は、地震のたびに書棚が動いたりするのを放置せよというワケ?ま、中央では面倒見ないから、各部局でどうにかしなさい、というのいつもの体質が、今回も発揮されただけなのかな。

そんなことを考えながら朝の仕事を進めていたら、その電気屋さんが来てくださり、うちの書棚の固定工事をやってもらえることになった。そこで、すぐにでも金具を打とうとしたのだが、どうもうちの部屋の壁、材質がクセモノらしい。うちの部屋は階段のすぐそばで、鉄骨があるのか?といっても金属探知器も反応しなかったり。と思ったら「スイッチ入ってなかった(^^)」など、1時間近くかけて調べてもらい、ようやく固定の方針が固まる。

もうお昼なので、うちの部屋は午後に作業してもらうことにして、先に計算機室で唯一固定されていなかった、流しの隣の食器棚を固定してもらう。こちらはすぐに完了。ついでに、時計が傾いていた(先週以来の余震の影響の可能性あり)ので、こちらも、水準器で厳密に水平を出して直していただいた。ユーモアたっぷりのサービスに拍手!

午後、クラスの新入生が数名来訪。奨学金の申請と教職課程の履修に関して、クラス担任の面接が必要、とのことで、うちの仕事場はまだそんな状況ではないので計算機室で面談に応じる。そもそも、こういう面談の目的って何?ということで、今朝、学務の人にも電話で尋ねたが、要は、奨学金がもらえたらちゃんと勉強して将来返します、とか、教職の授業もちゃんと履修します、という意思確認らしい。学生さん達も、その場で「え、調査書必要なの?」「・・・ここに書いてるよー!」「おー初めて知った!」など、お互い教えあっているようだった。そして、ある学生さんが「推薦入試の面接」を想像していたような面談は、にぎやかな懇談の場となった。ま、大学に入ると社会の手続きに初めて直面する人がたくさんいると思うが、頑張ってネ。

面談が終わって仕事場に戻ると、書棚の固定が見事に完了!ありがとうございます。これで当面は安心して眠れるかな。この金具が破られることもあるかもしれないが、その時はたぶんまたそれなりの覚悟を持って仕事場の扉を開けることだろう。そもそも、仕事場は存在するのか?・・・いや、悪い想像はやめよう。今は、現時点でベストな備えをして、心の備えもしておく。

サーバ関係のサポートでちょっと出掛け、戻って例の枠のところを見ると、「立入禁止」の張り紙が。地震から1か月してようやく、といった感じ。さすがにここをくぐって写真を撮るわけにはいかないので、7階に降り、ぐるっと回って反対側へ出向き、写真を撮る。

この後、大学院の授業。出席者は4人。ま、昨年と同じだから、悪くない。次回も来てくれるといいけど。あ、昨日は「今日続きを考えよう」なんて思ったけど、今日はとてもそんな暇はなかったな。

夜、カメラのデータを吸い出そうとしたら、なぜか、カメラにSDカードをセットすると表示されるのに、パソコンから読めない画像が多数。今日の写真も最初の3枚を除いて消えている。何らかの原因でデータが消えたか!? 手元にあるのは Mac なので、"Exif Untrasher" というソフトを見つけて、どうにか今日の写真を復旧。遅くなった。ではまた明日。

0 件のコメント: