2011-10-14

そして私は今日も UNIX とともにお仕事

先週、Steve Jobs 氏の訃報のことを書いた手前、今朝知った Dennis Ritchie 氏の訃報のことも書かなければならないだろう。プログラミング言語 C と UNIX オペレーティングシステムの共同開発者。「発明者」と言っても過言ではないでしょう。

Jobs 氏は、優れた製品で自分も含め私達の多くをわくわくさせてくれたが、それらの製品をはじめ、今日の私達の IT 生活において、C や UNIX と全くかかわらずに過ごすのは困難と言っても差し支えないだろう。それが Ritchie 氏の遺したもの。そういう意味で、どちらがより、という話ではなく、どちらも偉大な人だと思う。(日本の報道メディアはちゃんと伝えているのかな?)

個人的には、大学入試が迫った 1991 年のお正月明けに UNIX の本を読んで夢中になり、大学に入って最初にしたことの一つが、UNIX が使える場所を探すことだった。今のように Linux などのフリーな OS が、手元のパソコンで使えるようになるよりもちょっと前の時代で、なかなか難儀したが、よく覚えている。大学院のときには、仕事場で、Sun のワークステーション(につながったX端末)が常に自分の前にあった。今は仕事場の自分の前にある端末はいろいろだけど、ファイルサーバは Sun のマシンで Solaris(=正統な UNIX の一つ)だったりする。そんなわけで、UNIX にも思い入れが深いです。故人のご冥福をお祈りします。

さて、インストール作業が難航していることもあり、午後の授業に出る前にはちょっとがっくり来ていたりしたが、授業とクラスセミナーを終えて戻ってくると、案外調子が持ち直していたりする。気の持ちようかな。

明日はムスメ(上)の幼稚園で筑波山に登る予定だったが、週末は天気が荒れそうとのことで、早々と来週末に延期の連絡が来た。これを書いている今、まさに雨が降り出しましたよ。週末も元気にいきましょう。ではまた明日。

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