2011-10-18

セミナー

今日は、以前から自分の仕事に興味を持って下さって連絡をとっていた方を筑波にお迎えして、セミナーを行った。こっちはまだ勉強の途中だけど、やはり直接お会いして話を聴くのはためになった。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

その他は、書類を仕上げて届けたり、淡々とした感じだったけど、何気なく、今年の自分の研究予算額を見て、そろそろ普段使いのマシンを新調しようかなーと考えるようになった。

ここ2年程、科研費(=文部科学省の科学研究費補助金。大学の中でも、数学のような零細?研究者の多くがよりどころにする主要な研究資金源なので、これが当たらないと苦労するわけです)が外れている。幸い、うちの学科では、当たった先生から若干融通していただけるので、必要最小限の経費は確保できるが、昨年は、科研費に外れたにもかかわらず、欧州行きを2回も入れるという暴挙(?)に出て(旅費を追加で出して下さった先生には本当にお世話になりました_o_)、マシンを買うお金なんて全然なかった。

今年は、今ちょっとネタ切れで海外に出る機会がなく、お金は少しばかりある。そして、最近では、ここでちょっと腰を落ち着けて、これまでの仕事のバックログを片付けつつ(今後のことを考えるとこれも重要)、次のネタの探索にも励もうかという気持ちになっている。で、今の普段使いのマシンは導入5年目、これまでネタ作りやプレゼンなど、大いに活躍してきてくれたのだが、いまどきの最新機種をさわると、やっぱり操作のサクサク感の差を感じる。ま、マシンを買い替えたからと言って仕事が進むわけではないが、マシンとともに気分もリフレッシュして仕事にとりかかるのも悪くないかな、と思ったりしているわけでして・・・

どうしようかな。もうすこし検討しよう。ではまた明日。

4 件のコメント:

智幸 さんのコメント...

数学域(旧数学系)で、科研費で研究補助という感じの項目で院生が働いているという例はあるんでしょうか?
もしご存知ならば、お教えいただけないかと……

Akira Terui (照井 章) さんのコメント...

いやー、数学で「研究補助」の例は聞いたことがありませんね。実験系と異なり「補助」の実例はあまりないのではないでしょうか?
もちろん、個人的には、ソフトウェアを作るような機会があったら、腕の立つ人に「補助」をお願いしようかな、なとど思ったりもしますが、まずはネタ作りをしないと・・・

yamauchi さんのコメント...

今まで全然意識したことなかったですが、教員の方々の出張旅費って、会社員みたいに経費が下りるわけではなく、科研費でやりくりしているんですね。
科研費を多くもらっている方からの融通についても、初めて知りました。
だからこそ、研究員は毎年コンスタントに成果を出さないといけないんですね。
そうはいっても、難しいですよね(特に数学の場合…)。

私も今期から研究開発の部門に配属されて、何年ぶりに大学院生に戻ったかのような生活をしておりますが、研究をさせてもらえるだけありがたいと思わなければいけないんだろうなあと思います。

Akira Terui (照井 章) さんのコメント...

まぁ何とか毎年結果を出せるといいんですけどね。
今年はいろいろあって新ネタを探す必要があるのと、これまでのネタを何個か論文にまとめたり、reject された論文を投稿し直したりといった宿題もあるので、まずは過去の仕事のまとめをしっかりやろうかと思います。過去のまとめと新ネタの2正面作戦は大変ですけどね。

yamauchi さんも、研究開発に戻れたのはよかったですね。ぜひ頭と腕を存分に振るってください。筑波の数学専攻には、社会人のために、博士号を1年で取るプログラムもあります。企業などである程度研究を進めて、論文を何本か出していることが条件にありますが、もしチャンスがあれば、こちらもぜひ!