2011-07-11

レポート評価

今日は、延び延びになっていた「数学特別講義」の授業のレポートを評価。本当は世話人の方から「先週中」と言われていたのだが、成績を出す前に京都の出張となってしまった。すみません。

レポートを次から次へ採点していくのだが、最初に評価した数学類の人達は、1学期の間、毎週顔を合わせたので、レポートを見ると、少なくとも何人かは顔が浮かんでくる。彼/彼女らの普段の印象と、レポートの出来映えが、必ずしも一致するとは限らないのがおもしろいところ。お、普段の姿に似合わず(失礼!)ちゃんとできてるなー、とか、あれ、計算ものは案外手を抜いたかな?とか、やはり、普段どおりちゃんとやってるなー、とか。

こういうのを見ていると、試験やレポートの結果というのが、能力のほんの一面しか表さないというのがよくわかる。けれども、他方では、ある課題の到達度、というか、与えられた課題をきちっと仕上げる力は表れてくるんだろうな。もちろん、全体の能力はそれだけではないのだが、これもまた、仕事のいろんな局面において、必要になるのだろうから。ま、授業のレポートでその努力をすべきか否かは個人の判断によるところだけどね。

とまあ、いろいろ言っても、結論としては、皆さん総じてよく頑張っていると思う。自分が学生の時分にこのレポートを課されていたら、今出している皆さんの多くの人ほどちゃんと作れていなかっただろう。彼/彼女らのこれからの活躍に期待しています。

さて、今日は80人分のところ、頑張ったが50人分で時間切れ。明日こそ完了できるよう、頑張りましょう。ではまた明日。

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