2013-12-13

大学の「グローバル化」って、どうなる化!?

もうそろそろ、再来週の発表に向けた実装をしなければマズいということで、ようやくプログラムが進み始める。こんなことならもっと早くから進めておけばよかったと毎度思うのだが...。

それから、昨日の話の続き。先週の懇親会の際に聞いたのだが、カナダのさるプロジェクトに海外から参加する学生の内訳が、台湾からも来ていて、韓国からも来ているのに、日本から来ている学生がいないのが寂しい、ということだった。そこで、学生さん達に、日本からの留学の印象について尋ねたところ、以下のような意見が挙がった。

  • 自分達の周りでは、海外に留学する日本人の学生は結構(数としては抽象的な表現だけど)いる。
  • でも、そうした留学生の大半は、語学留学や海外滞在の体験を目的としたようなもので、理工系のような新たな題材を学びに行っている人は少ない気がする。
  • 昨今では、日本人留学生数の減少が「学生の内向き志向」と分析されることが多いようだが、果たしてそれだけなのかが疑問。
たしかに、最後の項目については、以前は海外に行かなければ学べなかったような題材が日本で学んだり研究したりできるようになれば、留学することもなくなる、というケースもあるのかもしれない。と、こんな感じで話を聞いた。

午後は月例の教員会議。昨日のセミナーの時の話からするとタイムリーな話題なのだが「スーパーグローバル大学」の話が出てきた。まあなんという名前だろうか...。ちょっと調べてみると、中央教育審議会の大学分科会に「大学のグローバル化に関するワーキング・グループ」というのがあって、議論をしているようだ。議事録や配布資料が公開されているので、議論の過程をフォローする上では参考になるかもしれない。あと、巷で「グローバルな人材育成」ということも話題になっているようだが、この「グローバルな人材」の定義が人によって必ずしも一致していない場合があるようなので、この点についても注意が必要だろう。

夜も実装。相変わらずスローペースだが、徐々に前進。ではまた明日。

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