2015-03-14

アートとサイエンスの楽しさは共通したものかも

今日は午後、かみさんが所属する吹奏楽団がイベントで演奏するというので、子供達と観覧。「ソーランドラゴン」と親子よさこいサークルとゴスペルクワイヤーの人達と一緒になって(入り乱れて!?)「ようかい体操第一」からジャズまで演奏するという、なかなかてんこ盛りでおもしろい企画だった。

演奏の後、かみさんと子供達は、ムスメ(上)の幼なじみのお友達との会合に出かけ、私は「つくばメディアアートフェスティバル」に足を運ぶ。自分の卒研生がJavaの授業でお世話になっている先生の「コンピュータ折り紙」の実物を拝見したほか、「ビー玉テレビジョン」の実物(残念ながら動いてはいませんでしたが)を目にすることができたのも収穫だった。やはりアートは楽しい。

なんで楽しいかというと、たぶん、自分の思考の範囲を超えたものを見せられて、「何じゃ、こりゃ?」と考えたり、「おお、すげー」と感心したり、刺激があるからだろう。そういう点では、科学(サイエンス)の存在意義も、似たところがあると思う。それまで人が知らなかった発見に「何じゃ、こりゃ?」「おお、すげー」などと刺激を受けるのが、探求の根源の一つではなかろうか。

ただし、芸術は人間の知覚に直接影響を及ぼすのに対し、現代の科学は、たいてい、論文を読むことでその情報(刺激)を得る、という、情報伝達の手段の相違があるのかな。でも、科学においても、アートと同じような感動をこれからも大切にしたい。

夜は原稿を進めたが、そろそろ閉店。ではまた明日。

追記 (2015/04/03): 写真は、今回の出展物の一つ「ビー玉テレビジョン」の実物。初めて情報を知ったとき、デモのビデオもよくできていて興味を持ったので、今回、実物を目にできたのは個人的に大収穫だった。残念ながら、今回は動作しないとのことだったが、出展者の学生の人からいろいろお話を伺うことができた。ありがとうございました。今度は実際の動作を見てみたいところです。


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