2014-01-24

初めての卒業研究の1年間に感謝

そんなわけで、今日は卒業研究発表会が行われた。幸い、うちのチームは全員元気に揃い、無事発表を終えることができた。

この1年は、初めての卒業研究の担当で、どう舵を切っても自分にとって初めての経験だったが、チームのメンバーが積極的に参加してくれたおかげで、自分が舵を切るという局面はあまりなかった。いや、もちろん舵を切ったのは自分だが、針路を定めるのはメンバーに任せる機会が多かった。自分としては、見張り(あるいはレーダー?)のように「あっちにはあんなものがある、こっちにはこんなものがある、ここは岩場に注意、この辺は浅瀬に注意」と情報を与える程度だったと思う。

こうしたことからか、春から秋にかけてのセミナーでも、メンバーが自分達で勉強を進めるのを見守るのが基本だったが、毎週、コーヒーとお菓子を交えて楽しい時間を共有できたことは嬉しかった。今年に入ってからは、お正月明けから、私がダウンしていた最中も、毎日(土日も!)自主ゼミを組んで頑張っていたようだった。先週から今週にかけては、朝から夕方までほぼつきっきりで、予稿やスライドの手直しや、発表のリハーサルにつき合ってきたが、原稿の往復というよりは、1つのテーブルで一気に原稿を仕上げる、新聞の編集室のような雰囲気だった。卒業研究の原稿を書く体制としては、非常にユニークな体制だったと思うけど、チームの結束がより深まったかもしれない。

また、メンバーの一人は、途中で体調を崩し、ここ数か月はなかなか大変そうだったが、それでも今回ちゃんと発表できたのは、それまで十分勉強した努力の蓄積のおかげだと思う。困難を克服した努力に敬意を表したい。

というわけで、卒業研究の1年間、楽しい、かけがえのない時間をともに作ってきたメンバーに感謝したい。ありがとう。(3月の合宿まで、あともう少し頑張りましょう。)

さて、今度は自分の番。しばらく頑張りましょう。ではまた明日。

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