2017-01-15

音楽で人と結びつくということ

(今日の記事は個人的なことで恐縮ですが)中学の時に吹奏楽部で一緒にホルンを吹いていた後輩が、先日亡くなった。

彼は2つ下だったので、私が3年生のときの1年生だったが、家が近所で、小学校の頃からよく知っていた。どういういきさつで彼がホルンセクションに入ってきたかはあまり記憶にないが、夏休みにコンクールの練習などを一緒にやったのを思い出す。その後、私の中学卒業と入れ替わりに入学した私の弟が吹奏楽部でホルンを始め、彼にお世話になった。

彼はその後、高校でもホルンを続け、高校卒業後は、地元の社会人の吹奏楽団に入り、活躍されていたと聞く。20年ほど前、私が学生の頃、彼に頼まれて、彼が所属していたバンドにお手伝いで参加したこともあった。

それから疎遠になっていたが、今年に入り、吹奏楽部の同期の友人から、危篤との報せを受けた。私も彼の回復を願ったが、残念ながらそれは叶わなかった。

自分もどうにかこうにか今に至るまで楽器を続けているが、知り合いでずっと楽器を続けている人の存在は、どこかで自分の心の支えになっているような気がする。今から思うと、彼も自分にとってはそのような存在だった。特に、近所で、中学から同じ楽器を続けていたので、その思いは強かったと思う。

そして、彼は、音楽で、たくさんの人達を結びつけたはずだ。もし元気だったら、これからももっとたくさんの人達を結びつけていたはずだし、彼もそうしたかっただろうと信じている。そんな彼のことを、音楽を続けてきた仲間として、私は誇りに思う。そして、自分が、これからも、いろんな人達と音楽で結びついていくことが、彼の遺志を継ぐことになるかな... そんな思いで、今日の練習で吹いておりました。

今日は、ムスメ(上)はかるた大会、今年は頑張って予選を突破していた(残念ながら決勝トーナメントで敗退だったそうだが)。私は下の子達を連れて「パパママ」の練習。本番まであと4週間、いろいろ課題がある。頑張らないと。ではまた明日。

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