2014-03-14

同意書の文言のこと

今日は午前中、まず学部4年生の卒業論文の製本につき合う。

本来、数学類では卒論はないのだが、自分も当時の指導教官のもとで卒論を仕上げて出したし、以前いた研究室ではみんなそのようにしていた。そんなわけで、今度は学生を指導する立場になり、説明の際に当時の見本を取り出すと、筆頭に現われるのが自分の学部時代の卒論だったりする。ま、それはいいとして、今日の製本も無事終了。

そして、卒論を、今後作る予定のチームのwebサイトに掲載するための同意書を書いてもらった。というわけで、今朝はその同意書の様式を作るところから始めたのだが、修士論文などの公表のための同意書の様式について、いろいろな大学ものもをつらつらみていると、公開に同意する条項の他に「この著作は自分のオリジナルである」ことを確認する文言が入っていることが多いようである。ついでに言うと、この手の同意書は、webで検索する限り、国内の大学ではほとんど見かけない(あってもせいぜい「同意する」欄にチェックを入れる程度だ)が、海外の大学だと、ちゃんとした契約書の体裁で用意されているものがいくつもある。

で、最近世間の注目を集めている某D論について考えると、よくある同意書の文言からすると、丸写しが過失でした、で済ませるのはちょっと無理くさい気がするのだった。もし前述のような同意書が日本の大学で働いていれば、でしょうが。

その後、お昼まで、新しく院生室に入れる複合機のお迎えの準備。ネットワークや電話番号の設定、リプレイスする古い機械の機種を確認したり。

午後は計算機のユーザサポート、新年度の授業でサテライト端末で使うソフトウェアの動作確認、合宿の資料整理など。来週、再来週の時間を有効に使いたいところ。ではまた明日。

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