2012-08-30

不思議な推薦状

今日は昨夜の原稿書きのときに気づいた文献集めから。久々に中央図書館へ。

ここ10年くらいで、文献の集め方もすっかり変わってしまった。論文誌はどんどんオンラインジャーナルになり、インターネットから PDF ファイルを集めてくるようになった。(この辺は、研究のためにはより広範囲な文献を集められるようにしたいという大学の思惑と、それならば自社が出す論文誌をセット価格にして利益を得ようとする出版社側の思惑があるのだろうが、最近は、論文誌の価格高騰なども問題になっていたりする。)それでも、冊子体(印刷された本)のみで提供されている論文は、専攻内の図書室か、なければ中央図書館にコピーに行くわけだが、自分が読みたい論文はたいてい図書館に揃っているのはありがたい(今回もそうだった)。

文献集めから急いで引き返してきて、某業務の会議。お昼前に一段落。

その後、文献の整理。最近自分の中で文献の集め方で変わったのが、コピーした論文のしまい方。以前だと、論文のコピーは著者順にフォルダに入れて書庫にしまったもので、スキャンして PDF ファイルにするようなことはしていなかったが、今回は、コピーした論文を早速スキャンして文献管理ソフトウェアに登録した。

理由は、最近、紙をため込むのに抵抗を感じるようになったこと、論文も流し読み程度だったらパソコンの画面で(まだタブレットは持っていないので)済ませるようになってしまったこと、出張などの際に紙の論文を持ち歩くのが重たくなったこと、文献管理ソフトウェアが結構便利なことに気づいたこと、くらいだが、「論文は紙で読まなきゃ」と思っていたのが結構変わっていて自分でも驚いた。ま、今日取ってきた論文は、まずは紙を読んでチェック。

お昼前、メールボックスをチェックしたら、海外からの手紙が。見慣れないなあと思って見ると、米国化学会 (ACS) から、入会の推薦状だそうな!なぜ化学に縁のない自分に推薦状が届いたのかが不思議。ACS に入るくらいだったら、AMS(米国数学会)に入らなきゃいけないんじゃないの?(AMS にはまだ入っていません。)

午後は文献を読んでいたが、ちょっと疲れがたまっている感じが。それから、冬の授業の準備(明日打ち合わせなので)、仕事場のお片づけなど。今日も暑かったが、この辺で。ではまた明日。

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