2006-02-10

Nessun Dorma

トリノオリンピックが開幕。今日は館山へ向かうのだが、朝起きて、テレビで開会式の録画を観る。途中からちょこっとのつもりが「聖火の最終ランナーは誰?」だの「この人オノ・ヨーコじゃない?」だの、ずっと見続けてしまう。

そして、開会式の最後を飾ったのが、世界三大テノールの一人としても名を馳せたパヴァロッティ。これまたイタリアが世界に誇るオペラの大家、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」を歌ってました。さすがイタリア。この記事のタイトル"Nessun Dorma"は、この「誰も寝てはならぬ」の原題です。これを見て、昔のことを思い出しました。

以前、所属していた吹奏楽のサークルで、この曲を演奏したことがありましたが、一度、正指揮者さんが練習を休むというので、頼まれて練習を振ったことがありました。このとき「せっかくだから、原曲を一度みんなで聴こう」と思い、大学の図書館でCDを借りました。このときのCDもパヴァロッティだったような気がしますが、とにかくこの歌が入ったCDを持って行った。

そして、合奏のときに「今日は原曲を持ってきたので、一度聴いてみましょう」といってCDをかけた。CDの演奏が終わったら、皆しばらくの間じっと固まって余韻に浸っていました。しばらく待って「じゃ、やりますか?」と一度声をかけたけど、誰も動けない(もちろん歌の通り寝てないけど)。そうやって、30秒くらいは合奏場がし〜んとしてたかなあ。音楽からこんなにインパクトを受けることもあるんですね。この時は、今まで経験した中で一番のものだったと思います。

さて、この歌、日本には(時差の関係で)「寝ないでオリンピック見ろよ〜!」というメッセージになったのでしょうか。ついでに、開会式を見続けたせいで、この日のゴミを出しそびれてしまいました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

オリンピック開会式ですかー。
日本時間の夜中ですよね?
私、この日は確かテレビを見ながら
多分11時くらいに寝てしまって、
夜中にテレビの音で目が覚めたと思ったら、
なんかワーワー騒いでて、「あれ・・・。
開会式・・・?」って、寝ぼけてました。

なんか忙しくてあまりちゃんとオリンピック
見てないので、誰が何に勝ったとか、全然
把握できてないです・・・。

Akira Terui (照井 章) さんのコメント...

今度のオリンピックはヨーロッパだから、いい時間帯は日本の明け方ですね。自分もそんな時間は寝ているので、翌朝のニュースでちらっと見たりする程度です。
今回はあと少しでメダルに届かなかったという種目もいくつかありますね。自分と同年代のベテラン勢も頑張っているので、応援したいと思います(たいてい結果を知るのが先になってしまいますが・・・)