2016-08-06

平和のメッセージに思う

今日は広島原爆慰霊の日とオリンピックのリオデジャネイロ大会の開会式が重なったので、思ったことを少し。

数年前、国際会議をはしごした後で家に帰ってきて、広島市長の平和宣言を聞いた時、「世界の人達に聞いてもらおうとするのなら英語でやらなきゃ」と思った。(余談ですが、少なくとも元市長の秋葉さんならできたと思います。私が聞いた限りでは、もともと数学者で、アメリカの大学院で学び、アメリカの大学で教えた経験があるとのことですので。)そんな思いを毎年持ち続けていたが、今年、市長の平和宣言に続いて、小学生が行う「平和への誓い」を聞いた。そういえば、小学校でも英語の授業は始まっているし、次の学習指導要領で英語も教科にするという話もあるし、こうなったら、この「平和への誓い」を対訳形式で、日本語と英語で話してみては? と思った。子供からの平和へのメッセージは影響力があるのではなかろうか。

次に、オリンピックの開会式。入場行進の途中から聖火の点灯まで、ラジオだが一通り中継を聴いたのは、自分にとって滅多にないことだった。そんな中、いろんな国の選手の入場や、今回初の難民選手団の入場や、いろんな人達のメッセージを聞いて、日本の平和な現在は当たり前のものではないということをあらためて感じた。オリンピックに関しても、賛否両論いろいろあるだろうけど、開会式でこのようなことを実感できるなら、次の東京で見に行ってみたい気がしてきた。

さて、今日から「女子中高生夏の学校」ということで、埼玉まで来た。今日は特に出番はなく、いくつかの講演を聴いたりしていたが、なかなかためになる。明日が自分の出番で学会のポスター展示。明日もかなり暑くなりそうだが頑張ります。ではまた明日。

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