2010-09-06

アルメニアへ到着

今回、仕事(国際会議)で、アルメニア共和国の首都エレヴァンに来ました。

アルメニアといいますと、吹奏楽ファンの方でしたら「アルメニアンダンス」という曲を思い浮かべると思いますが、そのアルメニアです。日本語の情報はまだかなり少ないと思いますが、それでもwebを検索すると、いろいろ書いている方もいらっしゃいまして、私も参考にさせていただきました。

会議は実質あすからということと、今日はまる一日の旅の後ということで、今日はホテルで一休みして、私が経験したアルメニア行きの情報をちょっと書きたいと思います。

まず、日本からアルメニアへの行き方について。いろんな情報を見ると、ロシア経由で行くのが多そうです。私は、Star Allianceの便を選んだら、オーストリア航空でウィーン経由となりました。

所要時間は、東京からウィーンまで約12時間、乗り継ぎに約5時間、ウィーンからエレヴァンまで約3時間といったところです。東京を朝出て、ウィーンに夕方に着き、エレヴァンまでは夜行で、朝5時前に着きます。

ウィーンでの買い物について。いきなりですが、私は(かみさんともどもですが)、以前オーストリアに行った時に Bailoni という、あんずリキュールにはまってしまい、日本ではなかなか手に入らなかったので、ウィーン国際空港の免税店でgetすべく策を練っていました。

ところが、日本からの飛行機も到着する、シェンゲン協定非加盟国用のターミナルは、免税店も小さく、品揃えもシェンゲン加盟国のターミナルの売店程はありません。そこで、1度ウィーンに入国してシェンゲン加盟国のターミナルに行き、そこでお目当ての物を買って、出国すればよさそうです。(「そうです」と書いた理由は後述)

国際線の液体の持ち込み制限に引っかからないかが心配だったのですが、売店の人に尋ねたところ、売店で買った品物に封印をしてもらい、非シェンゲン加盟国用ターミナルから、乗り継ぎなしで最終目的地に行く限りは、大丈夫のようです。先程「そうです」と書いたのは、まだ実際にやって確認したわけではないので、帰りにやってみます。

ウィーン国際空港のオーストリア航空ビジネスラウンジについて。エコノミークラスでも、当日の搭乗券を持ち、35ユーロ払うと、ビジネスラウンジが利用できます。支払方法はクレジットカードのみだそうです。オーストリア航空のホームページに情報がありました。

ウィーン国際空港は、ターミナル内全域で無線LANが無料で利用可能です。ビジネスラウンジでは、飲み物、スナック類、ケーキなどのお菓子、軽食を自由にとることができます。テーブルを使えるので、パソコンを使うには便利ですね。私がウィーンに着いた夕方はまだすいていましたが、夜になって大分混んでいました。

追記 (9月18日): 現在、ウィーン国際空港では、新しいターミナルの建設が進んでいます。ビジネスラウンジから見た、工事中のターミナルです。

エレヴァンへの乗り継ぎ。ウィーン国際空港のセキュリティチェックは、搭乗直前、各搭乗ゲートの手前にあります。

セキュリティチェックを通って、搭乗ゲート前の待合室に行きます。今回の便はほぼ満席で、同じスポーツウェアのユニフォームを着た、何かのチームらしき若い男性の一団もいました。

エレヴァンへの機内では、搭乗後すぐに食事が出ました。夕食というよりは夜食ですね。機内食を見越して夕飯はとらず、軽食ですませており、おなかがすいていましたが、おいしかったです。ただ、何せ眠かったので、あまり覚えていません。その後、1時間程爆睡すると、飛行機は間もなく着陸態勢に入りました。

エレヴァン・ツヴァルトノツ国際空港は、ターミナルが数年前に新しくなったとの情報を見かけましたが、たしかに今時の空港でした。

ターミナルからエスカレータを降りると、まず両替。(追記:9月18日)両替は、後述のビザをとるのにも必要です。

次に、たいていの外国人はビザが必要ですが、

入国審査の手前にビザの発給カウンターがあり、事前にビザを取っていなくても、そこで取れます。(追記/9月18日: 入国審査前のビザは有料だと思いますので、実際に取得される方は手数料をご確認下さい。)あと、e-Visaというのもあり、webですべて手続き可能なビザもあります(追記/9月18日: こちらは手数料の支払いにクレジットカードが必要です。)。今回私は、事前にe-Visaを取ってきました。

それから入国審査になります。

入国審査を無事通過すると、なぜか免税店を抜けて、

手荷物を受け取ります。あと、いくつかの携帯電話会社のカウンターがあり、外国人は、そこへ行ってパスポートを見せるとプリペイドSIMカードをもらえます。私は VivaCell-MTS のカウンターでもらいました。詳細は会社のwebページで確認できますが、私が手にしたのは "Alo We" という料金プランで、AMD 400(400アルメニアドラム)分の通話料がチャージされています。

手荷物を受け取ると、バゲッジクレームタグを回収されます。私のタグを回収した男性は気さくなおじさんで「お、日本人か。ヤクザか!?」と笑って刀をヒュッヒュッと振り回すまねをして、こっちも「いやいや〜」と笑って答えてました。その先は税関の申告ですが、大体の人は素通りのようでした。

最後、出口の手前で「タクシーは要るか?」と訊かれて、見ると、タクシー会社のカウンターがありました。ズヴァルトノツ国際空港のホームページによると、空港で営業を認可されているタクシーは唯一 "Taxi Tour" という会社のみだそうで、ここのカウンターがその Taxi Tour のカウンターでした。私は今回、別の迎えを確保していましたので断りましたが、過去にアルメニアに行かれた方の情報には「白タクは非常にしつこいので注意」という内容の記述がありましたので、タクシーが必要な人は出口の前で Taxi Tour に頼むというのが安心かもしれません。

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