2009-07-28

徳寿宮

というわけで、ロッテマートからホテルの帰りに訪れたのが「徳寿宮」です。ホテルからロッテマート(ソウル駅)へ向かう地下鉄の駅(ソウル市庁舎)のすぐ前にあります(写真は入口の「大漢門」)。

徳寿宮はソウルにある王宮の一つで、特に、19世紀末から20世紀初め、当時の朝鮮が日本に併合された前後の歴史的舞台の一つになった場所だそうですが、観光客の他にも地元の人と思われる人達もたくさん訪れているようでした。

宮中には、朝鮮王朝で最も優れた君主とされる「世宗大王」の銅像があり、その他、「光明門」には、中世に作られた火器(ロケット砲)や水時計が展示されており、韓国のすぐれた歴史的な科学技術遺産を知るのは大変興味深いことでした。

また、ここでもらったパンフレットによると、徳寿宮は、日本併合後に、主に日本によってその敷地が大幅に削られたとのことで、相手の国に対する敬意を欠くことの愚かさにも思いを至らせたのでした。

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