今朝、会場に着くなり、メールサーバの管理を手伝ってもらっている院生から「メールが送れないとの通報あり」との一報が。どうやらサーバのディスクがあふれているらしい、というところまで調べてくれていたが、彼は
があるので、調査のお礼を言い、すぐに発表の準備に戻るよう指示。引き続き自分が作業。原因を突き止めるのに約30分、ファイルのバックアップに約30分、後片付けに約30分。
ようやく作業が終わりかけたところで、手伝ってくれた院生が(講演の休憩時間で戻ってきて)曰く、
そうだっけ、と思ったのだが、よくよく思い出してみると、そうだ、去年京都に来た時は、
したんだっけ(正確には京都に来る直前)。あの時は、メールで見積書をやり取りして、御用納めの日まで突貫工事が続いたんだっけ、と思うと、今回はまだましな方だったかもしれません。
ま、こんな恥さらしはさておいて、今日の特別講演で聴いた、五十嵐健夫さんのインタラクティブコンピューティングの発表が非常におもしろかったです。コンピュータの画面上で(たとえば)サツマイモの輪郭を描いたら、それがすぐに3Dのサツマイモになるとか、画面上でサツマイモの上に線を引くと輪切りにできるとか、画面上に描いた犬の手足をちょっと引っ張ったり曲げたりしてあっという間に犬が走るアニメーションになるとか、おもしろい技術が満載のデモンストレーションには驚きの連続でした。
数学をやっていて、これだけ一般の人達をわくわくさせることは難しいかもしれませんが、自分がチャレンジするテーマでせめて自分自身(あと、できれば周りの人も)がわくわくできるようなものを見つけたいと思います。